内容説明
現在の日本社会の中で、一人の人間が男性であるということは、どんな意味を持つのだろうか。女性との関わりから、また夫、父親といった「関係としての男性」という視点から、様々な側面をとらえて論じた「男性論」の決定版。著者自身の“揺れ”も率直に表現され、現実に直面しなければならない問題点が明らかにされる。
目次
第１部 言説のなかの男
第２部 状況のなかの男
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
24
男性論であるが実際には女性とのかかわりを踏まえた男性論である。フェミニムズへの視線、男支配批判というファシズム等内容が論理的分析オンパレードで理解しにくい面もありますが、独特の視点の男性論はさすが上野千鶴子女史と論争しただけの内容です。2013/06/19
