ちくま文庫<br> 山の音

ちくま文庫
山の音

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480027566
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bo-he-mian

13
読み友さんがKindle版を登録しているのを見て激しく興味をそそられたが、漫画は「紙の本」で読みたいので、図書館借り。ただし電子版は、この文庫版に収録されていない「隣の女」と「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」の2篇が収録されている。ところで、とり・みきって、永らくあの「ほっぺたを膨らませて口をもぐもぐさせている」自画像を描くギャグ漫画家、というイメージしかなかったのだけど、この凄いクオリティの短篇作品群を読んで、ぶっとんだ。諸星大二郎と坂口尚を足して2で割ったような、と表現したら失礼にあたるだろうか?2023/02/17

あさひ

12
これ傑作だと思うのだが何故にこんなに読まれていないのだろうか。諸星大二郎や星野之宣が好きならいけますよ!是非。2016/05/13

阿部義彦

9
ブックオフでとっくに絶版漫画を見つけました。とりみきさんの結構昔の短編集。まだ線が細い頃の作品です。表題作が巨人伝説を扱っていてその後の伝奇ものの先駆けとも言える作品に仕上がっています。その他はSF風味のリリカルな物語です。今の作風とは似ても似つかないパラマウント期の作品として、そして作者も若かったのだなあとしみじみ感じ入りました。貴重です。2015/12/02

せんり

1
最後まで「古代伝奇」もので突っ走らず、あくまで「三角関係」と言い切るとり先生のセンスに脱帽。2013/04/29

ひろつそ

0
質の良いSFショート・ショートだ。2011/01/29

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