ちくま文庫<br> 谷川俊太郎の33の質問

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ちくま文庫
谷川俊太郎の33の質問

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480020420
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0170

内容説明

谷川俊太郎が、ノーマン・メイラーの“69の問答”にちなんで“33の質問”を作り、大岡信、和田誠、林光ら7人の友人達に、33の問いかけをしながら共に語り合う、一味違った対談集。

目次

33の質問(武満徹と;粟津潔と;吉増剛造と;岸田今日子と;林光と;大岡信と;和田誠と;谷川俊太郎と)

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
詩人。1931年生まれ。豊多摩高校卒業。戦後の詩集の中でもっとも注目をあびたものの一つである『二十億光年の孤独』以来、透明な思考を結晶させた詩集を次々に発表。『ことばあそびうた』『わらべうた』などのことばをめぐる新しい試みは、童話や絵本のジャンルにも新機軸をうちだしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

38
ブックオフで購入。谷川俊太郎が質問に答えた本かと思ったら、谷川さんが質問者でした。同じ33の問いを8人の著名人に訊く。全く同じ答えになる質問と多彩な回答とバリエーションが面白い。「やさしさ」を定義するの回答は、それぞれ個性が出ていいな。事前に質問は渡してあるとのことだが、考えてない人もいて、性格がでる。質問の回答もいいけど、そこから広がる谷川さんとゲストの会話が秀逸。親しさの中にそれぞれの距離感と気配りがあり、大人の会話。最後の谷川さん自身の回答が、言い訳めいたものが多く笑ってしまう。長いものに巻かれない2012/11/24

しーまま

10
恩田陸さんの「黒と茶の幻想」の会話の中に出てきたので読んでみた。岸田今日子さんがすごくキュートで素敵♪2013/09/21

6
谷川俊太郎が33の質問をつくり、著名人らに問いかけながら語り合う対談集です。普段は、対談集には手を出さないのですが、その33の質問が、ひと味変わっていて面白そう!と思い読み始めました。例えば、「金、銀、鉄、アルミニウムのうち、最も好きなのは何ですか?」という具合。一見突飛な質問だらけですが、実によくできていて、不思議とその人らしさが見えて来るのです。そしてそれは、谷川さんの対話の上手さにも起因します。ただの対話集ではなく、人との会話術、ビジネススキル向上にも役立つ1冊です。2019/09/26

つれづれ

6
著者が親交の深い7名(プラス自分)に、凝った33の質問を投げかける。対談相手は武満徹、粟津潔、吉増剛造、岸田今日子、林光、大岡信、和田誠。「友人が訊いているから答えた」と口を揃える面々による真摯かつ深い回答はどれも興味深い。対談が行われたのは今から30年以上前だが、語り口から浮かび上がる個性には今も(亡くなられた方も最期まで)ブレがない。岸田今日子に改めて興味を持った。2009/01/09

そうとめ

5
質問力で、おすすめされていた本。谷川俊太郎さんと盟友との、さりげないやり取りの中から本質を聞き出しているのが、インタビューの参考になります。2013/02/17

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