筑摩選書<br> ディズニーと動物―王国の魔法をとく

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筑摩選書
ディズニーと動物―王国の魔法をとく

  • 清水 知子【著】
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  • 筑摩書房(2021/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017222
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0374

出版社内容情報

ウォルト・ディズニーが創造した魔法世界で姫と動物が織りなす物語は、現代の社会、文化、政治、自然に何をもたらしたか。映像表現が及ぼす私たちへの影響とは?

内容説明

ウォルト・ディズニーが創造したエンタテインメントは、米国大衆文化の代名詞であり、世界中を席巻している。姫と動物たちが織りなす夢と魔法の世界はいまなお拡大を続けるいっぽう、巨大資本を投入した反自然的な世界、徹底的に飼いならされた無菌化された世界でもある。ディズニーの物語は、現代の政治、社会、文化、自然に何をもたらしたか。その映像は私たちにどのような影響を及ぼしてきたか。その世界の舞台裏を探る。

目次

序章 ディズニーと映像の政治学
第1章 ようこそ、ウォルトの不思議の国へ
第2章 ミッキーマウスの生態学
第3章 姫と魔女のエコロジー―ディズニーとおとぎ話の論理
第4章 「バンビ・シンドローム」とネイチャー・フィルムの誕生
第5章 象とサーカス―ダンボとジャンボの動物政治学
第6章 ネズミは踊り、ドイツは笑う―戦争とプロパガンダ
第7章 ディズニーとSF的想像力―冷戦とアトミック文化の展開
第8章 文化と所有―くまのプーさんと著作権論争
終章 ポストディズニーの時代―プリンセス・動物・イノセンス

著者等紹介

清水知子[シミズトモコ]
愛知県生まれ。専門は文化理論、メディア文化論。現在、筑波大学人文社会系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翡翠

10
文章は堅く読み辛いのだが内容は面白く、新たな目でディズニーを見ることになった。大人になってから何故かディズニー映画を観ても心から楽しめていない自分がいたのだが、その違和感が排除されたもののせいだと気づく。自然や動物、全てが統制された世界。土着民話を搾取し、ディズニー的に作り替えた罪。あまりに色んなことを知り過ぎてしまったために、夢の国の魔法が解けてしまったような気がする(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)2021/05/29

ちり

4
動物のキャラクターの描写の分析を通すことで、逆に時代ごとに“(一人前の)人間”の条件とは何だと考えられてきたかが炙り出されるところがあり、その流れで近年フェミニズム的作品が出てきたのは必然性があった(人間=西洋白人男性であった時代からの脱却の反映)、と考えることができるのかな。2021/03/28

あんすこむたん

2
ディズニーにおいての動物の描写ということだが、指摘がかなり鋭く、参考文献の使い方もいい。もっと専門的な本を見える前に情報を整理したり、次に見る分野を見定めるのによい評論。2021/10/29

itsuho

1
文章がちょっと読み辛かったが、内容は濃くて興味深い。2021/04/17

コバ

0
ミッキーがそうであるように、ディズニーには動物のキャラクターが多い。 さまざまな作品を取り上げて、その歴史的背景や当時の社会問題などに踏み込んでいく。 ディズニーの歴史としても読み応えがある。 多くの作品を作り続け、とうとう100周年を迎えたディズニーであるが、相変わらず作品やディズニーランドの人気は高い。作り手のクリエイティビティが高いのはもちろんだが、トレードマークとしてのミッキーがそのクオリティを下支えしている。2023/11/25

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