内容説明
弱点を認めることで、人は大きくなれる。背伸びせず、視点を変えれば、今よりずっとラクになる。行きづまった時の“心の処方箋”。
目次
第1章 どうしたら劣等感を克服できるか(自信のある人は突っ張らない;いまの自分ではいけないと思っている人へ;過去を捨てられるか)
第2章 どうしたら自信を持てるか(自信のある人は自分を受け入れる;マインドフルネスとは何か;自分以外のことに関心を持てるか)
第3章 どうしたら心が満たされるか(喜びが視野を広げる;物事を多面的に見る習慣;人生の目的を見つける)
第4章 どうしたら幸せになれるか(自分を信じることが自信へつながる;実感のある生き方のすすめ)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学教授、ハーバード大学ライシャワー研究所準研究員。ラジオ(ニッポン放送系列)のテレフォン人生相談のパーソナリティーを長年つとめている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
14
タイトルに惹かれて手に取りました。私自身も劣等感が強く、その根底にあるのは何なのかを知ることが出来ました。本書を読んで、思えばいつも他人の意思を優先にして、自主性に欠けてることに気がつきました。これから私はどう生きたいのか、どうしたいのか、しっかり模索して、目的を見つけて生きたいです。それができたならば、劣等感も少しは消えてくれるかなと思います。2014/04/10
内緒です
9
加藤諦三さんの著書はいつも勉強になります。今回も同様に。2013/10/19
じん
2
面白かった。なるほどな、て思えることがたくさんあった。更に視野も広がったし、昔の自分を思い出した。2015/02/15
いすか
2
加藤諦三の本は今まで「問題提起はあってもそれに対する解決策はほとんど無いなあ」という印象だったが、この本は初めから解決策を提案する形で書かれている。作者自身抱えていた(抱えている?)劣等感が大きい分だけ、深刻な劣等感に悩む人には救いが感じられるのだと実感。 2014/03/31
ゆうちょ
2
再読――――自信とは自分らしく生きること。自分の幸せのために生きること。それが、幸せな人生を歩む秘訣。2013/12/08