出版社内容情報
言葉は人の胸に突き刺さる鋭利なナイフ。鬼才が選び抜いた、現代の閉塞感を打ち破る「名言集」
内容説明
名言は、今を生き抜く武器になり、傷を癒す薬になる。映画、小説、歌謡曲…。様々なジャンルから選び抜かれた「祝祭の言葉」。
目次
第1章 言葉を友人に持とう―私にとって名言とは何であったか
第2章 暗闇の宝さがし―映画館の中での名セリフ
第3章 好きな詩の一節
第4章 名言
第5章 無名言
第6章 時速一〇〇キロでしゃべりまくろう―私自身の詩と小説の中のことば
著者等紹介
寺山修司[テラヤマシュウジ]
1935年、青森県生まれ。早稲田大学中退。詩人。高校時代に俳句雑誌『牧羊神』を創刊。1967年、横尾忠則らと共に演劇実験室「天井桟敷」を設立。劇作家、映画監督、演出家など幅広い分野で活動し、映画監督作品には『田園に死す』などがある。1983年、47歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
68
名言は集められると名言ぽくなくなってしまう。寺山修司による名言なのだからいいけれど。大山デブ子さんて女優さんがいたのね。調べてみたら、とても愛嬌のあるふくよかな方でした。三枚目的役どころで寺山修司に寵愛を受けたらしい。2020/02/15
和草(にこぐさ)
6
初寺山修司。寺山修司が名言だと思う言葉がたくさん詰まっている。映画もみたいし、本も読んでみたい。2016/05/17
M2
4
ドストエフスキーや太宰さん等の文豪の作品内に出てくる名言も入っている。2018/08/23
へな
3
久々読書をしました。ピンと来る言葉、?っとなる言葉、もう一度読み直したい1冊です。2014/10/31
もい
2
割と哲学的な言葉が多く集められていて難しかった。 ジャンルは小説家や哲学者をとわず載ってます。 太宰治の小説のセリフが数点載っていて、どれも面白くて印象に残ったので読んでみたくなった。2015/02/05