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だいわ文庫
耳袋秘帖 人形町夕暮殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479301790
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

南町奉行根岸肥前が不可解な病で寝込むなか、日本橋にほど近い人形町で、夕暮れどきに人が殺された。そのそばに置かれていたのは、不思議なかたちのひとがた(人形)だった。さらに、人形町で殺しが二件つづく―。奇談集『耳袋』を書き記した赤鬼奉行根岸肥前が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お裁き帖。シリーズ第九弾。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県に生まれる。立教大学法学部卒業。1993年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベルるるる

32
かわいいし好きだけど、それでも、どこか怖い部分もあるのがお人形。美しい人形は時に凄みも感じるし。今回は根岸肥前の体調が悪くて、まわり皆が心配し、そして快復しないのではと不安になる。2017/11/06

29
さくさくと♪ラス前のようです。坂巻さんは、今作では…、次作ではハッピーになれるんだろうか??お人形のようなんて言われたら嬉しいと思うのは、言われたことがないからみたい^^;2016/06/29

Tadashi Tanohata

20
だいわ文庫の「耳袋秘帖」シリーズはこれで読み切ったか、No9。大好きな赤鬼奉行根岸肥前が病気ガチで、冴えない前半は栗田、坂巻を筆頭に手下が活躍する。読みながら何度お見舞い申し上げたか。タイトルの「夕暮れ」は明と暗の中間点。その後は暗闇に向かうが、そうその時は提灯をともして歩けばいいと。何時迄もお元気で、肥前。2017/11/30

Norico

19
南町奉行、根岸さまのシリーズ。時間ができるとふと読もうかな、って思います。今回は根岸さまが謎の不眠で絶不調。三すくみの事件は思いがけなく根岸さまにも絡んできて。人形師ってすごいな。最後、急に現代の説明はいったけど、人形町には、本当にヒトガタ様が埋まっていたのかしら。2016/11/18

うずら

14
耳袋秘帖その9・事件シリーズ第9弾。根岸様は原因不明の体調不良で寝込んでしまっているし、黒猫のお鈴はどこかに行ってしまったし、読んでいて何となく心許ない気持ちだった。それに人形と夕暮れというのが不気味です。しめさんは、ここで登場なのですね。そして定信様は相変わらず、つかみどころのないマイペースの人でした(笑)三竦み殺人と、人形を使った呪い、いつもの面々が奮闘していて面白かった。2014/05/03

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