だいわ文庫<br> 貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ

だいわ文庫
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479300847
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C0134

内容説明

戦後間もなく倒産寸前にまで追い込まれたからこそ、世界一のトヨタがある。「改善の鬼」と呼ばれたトヨタの大野耐一氏は、「困った状態が、とりもなおさず創意工夫の生まれる土壌になる。いつも困っている中からつくりだされてくるものが、世界に通用する商品になる」と言っていた。お金ではなく、頭を使ってよくすることが「改善」なのだ。

目次

1章 「改善は貧乏トヨタの苦肉の策」だったことを思い出せ―「環境劣悪」がすごい改善をつくる
2章 「五%差でライバルに勝つ」より「五〇%差でトップを」―「一見不可能」が巧みな改善を育てる
3章 「ベスト」でもそのまま繰り返さないことがコツに―「まてよ?」が差のつく改善を引き出す
4章 「逆風でも風車は回せる」のがリーダーの役割―反対論が徹底改善を鍛える
5章 「束ねられた普通の人たち」は天才よりカネより道を開く―「みんなで」が儲かる改善を保証する
6章 なぜトヨタ式は協力会社を育てるのがうまいのか―大局観が最良の改善を導く
7章 あわてる前に早く始めよ―トップの決断が改善と幸福を呼ぶ

著者等紹介

若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。1984年以降は農業機械メーカーなどでもトヨタ方式の導入と実践にあたった。現在、カルマン株式会社代表取締役社長。西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひとみ

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マネジメントを読んだ流れでこの本を読み、かつ他にもトヨタ本を読むきっかけになった一冊です。5Sや、前工程は神様で後工程はお客様の気持ちは、読んでから二年ほどたった今でも、アルバイト中や家庭での生活に心がけています。大学の専攻の関係で、経営者の方のお話を聞く機会や経営学を学ぶことが多いです。そこで経営の秘訣などを伺うと、この本に書いてあったことに通じることの多いこと。文章自体もとっても読みやすい!押し付けがましくなく、胡散臭くなくためになるので大好きな本です。

nikemtky

0
やっと読み終わりました。トヨタ式の改善も地道なワンステップごとの歩みなんだなと思いました。2011/01/06

つんどく

0
いわゆるトヨタの改善手法をハウツー的にすぐに取り込める内容に落とし込んだような本。なぜ改善を行うのか、というモチベーションの部分からオペレーター、改善チーム、上司各方面からどのような態度、姿勢、方法で改善に取り組むのか、といった実際の行動プロセスまでコマ幕書いてあり非常に実践的。下請けを買いたたくなんてありえない。答えは教えず考えさせる、など当たり前なようでできていない事柄にも触れており早速明日から実践したいと思う。2021/10/20

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