内容説明
「ヒタヒタの水」ってどのくらい?「あら熱をとる」って何?知ってるつもりで知らなかったこと、目からウロコのなるほど話、料理をつくるための超基本ワザを、スパイスの効いたカツ代流語り口で伝授。食べること専門の人でもよくわかって楽しめる、実用情報たっぷりのお料理エッセイです。
目次
1 切る・ゆでる・もどす・だしをとる下ごしらえのコツ32
2 キチンと理解すると手早くできる知っておきたい料理ことば45
3 おいしく食べるためのちょっとしたコツ39
4 調味料・香辛料・常備品を上手に使いこなすコツ21
5 知っていると食卓がグンとゆたかになる基礎知識34
6 今さらだれにも聞けないソボクな疑問29
著者等紹介
小林カツ代[コバヤシカツヨ]
大阪に生まれる。母の味を原点に、あらゆるジャンルの料理を家庭料理としてとらえることを信条とする料理研究家。テレビや講演、雑誌・書籍の執筆だけでなく、料理とケーキの部屋主宰・雑貨店経営など、多方面で活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ナキウサギ
38
納得納得(^-^) やっぱり日本料理っていい。素材をいかした調理、年功行事や季節に合わせた料理。世界からも注目されてるもんね‼️💕2021/08/07
ナキウサギ
24
なんとなく、、再読。。。いまさらながら基礎が気になる。料理がワンパターン化しないように技をいただく。。
アズル
13
今までだいたいで作ってきたので、この本を読んで疑問が少し解消。「おじや」と「雑炊」の違いはない、とわかりすっきりしました。美味しい料理を作りたくなりました。2014/06/10
bb
6
読了っていうか、台所の料理本スペースに納まりました。ホウレンソウは葉っぱからってのはまだその効果が実感できてない。ゴボウってあんなに一瞬で変色しちゃうんだねえ。手を動かしながら大いに参考にします。(つってまた外食増えてるけどw)2014/04/14
OjohmbonX
5
小林カツ代と言えばかつて「料理の鉄人」の陳健一との対決で、肉じゃがを前半で作り終え、「冷めるのでは?」と聞かれて「この方がおいしいから」と答えて実際に勝利したエピソードが印象深いけど、本書を読むと「こうすることになっている」という料理の常識に対して盲目的に肯定や否定するわけではなく、「その通り」「いやむしろこうした方がいい」「してもしなくても関係ない」と、理由と一緒に答えてくれる。家庭料理でプロの料理人を圧倒するレベルにあったのは、ひたすら実証性を自力で重ねていった末のことなんだとよくわかる。2017/11/12
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- 和書
- 死の扉 創元推理文庫