内容説明
資格試験受験者、ビジネスマン、大学生のための法律的な考え方とセンスが身につくテキスト。
目次
1 知識編(ようこそ!法律の世界へ;法律の基本ルールを知ろう;法律学習の基礎知識;法律のヒエラルキーを知っておこう)
2 図解編(法律の全体像をつかむ図解術;法律への理解を深める図解術)
3 法律編(民法の読み方・学び方;憲法の読み方・学び方;行政法の読み方・学び方;情報の集め方・使い方)
著者等紹介
吉田利宏[ヨシダトシヒロ]
1963年神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、衆議院法制局に入局。15年にわたり、法律案や修正案の作成に携わる。特殊法人等改革基本法案、祝日法や公職選挙法の改正案、情報公開法案の修正案などの作成に参画。2002年3月農林水産担当参事で退職。現在、早稲田大学エクステンションセンター講師。資格試験や最新行政法に関する図書などの執筆、監修、講演活動を展開
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょーた
45
【図書館本】初学者にとっては、民法は理解し難かったため、入門書として手に取る。本書は、初歩から優しく書かれているので、とても良い。法律をコース料理に例えて解説していたり、基礎知識としての用語集と読み方のコツは、法律に対する嫌悪感を消してくれた。むしろ、今まで法律を特段勉強してこなかったことを後悔した。「民法は市民間のルールで、誰もが"なるほど"と納得するものでなければならない。」この前提を知った上で読むと、法律は良く出来ているなと感心させられる。法律を図で理解しながら、リーガルマインドを養いたいと思う。2014/10/06
オランジーナ@
2
法律の分類、実体法と手続法 一般法と特別法 2019/05/17
はにゅ
1
2007年7月に第二版出てますね。法律って勉強の仕方自体が分かんないって人、多いと思います。魚をとる技術を教える的な本は重宝しますよね。でも、内容は基本中の基本だった気が・・・ステップアップ編とかないのかな?2007/01/26
稲
0
今の職場では、改めて法律規則を読む機会が非常に多いため、主に「読む技術」を得るために版落ち中古で購入。 法律の読み方や基本的な考え方が書いてあった。 読んでみて思ったのは、権力を有する国家機関は、その権力を濫用することがないよう、国民には対抗手段が与えられており、バランスが取られているということ。 海自ではパワハラが当たり前だが、これは、国家公務員にも関わらず入隊試験に法律に関する科目がないから、「権力者が権力を振りかざせば制裁を受ける」という観念がそもそもないために生起するのではないだろうか。2016/10/11
BsBs
0
法律はどうも読みづらく途方に暮れていたところにTwitterでこれを読むといいというツイートを発見したので読んだ。専門用語が一見読める雰囲気で書かれているプロトコルはだいたいギルティ。でもこれはそれを読み解いていく上でのコンパスとなると思う(旅行者用の簡易なやつだけど)。 当然だけど法について書かれているので、契約書などの法のような役割を果たす文書を読み解く、あるいは作成する上でもある程度は役に立つように感じたが、これは気のせいかもしれない。2018/07/30