泣いて笑ってスリランカ―体当たり紅茶修業の1年日記

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478942222
  • NDC分類 292.59
  • Cコード C0095

内容説明

紅茶に恋して、もっともっと知りたくて、やってきました紅茶の国へ。そこで出会ったのはおいしい紅茶と、人情味あふれる愛すべき人々。なんてすてきな国なの、スリランカ。

目次

コロンボ
ヌワラエリヤ
キャンディ
ウバ
マウント・ラビニア
ディンブラ
ルフナ

著者等紹介

末広美津代[スエヒロミツヨ]
1972年、大分県生まれ。明治大学卒業後、日刊スポーツ新聞社入社。2000年同社を退社し、2001年2月に単身スリランカに渡り約一年間、現地の茶園で修業を積む。2002年帰国。紅茶の輸入とインターネット通販会社「MitsuTea(ミツティ)」を立ち上げる。また紅茶ライターとしても精力的に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりこ

46
スリランカの茶の産地、ヌワラエリヤ、キャンディ、ウバ・ディンブラなど6箇所の茶園で修行するため、それぞれ下宿を移るわけなのでそれだけでも大変そう。出会った人々はシンハラ人とタミール人など民族やあるいは宗教が違っても、皆優しくて温かな交流が微笑ましい。1年中夏のスリランカで陽に焼かれ蛭に血を吸われても、くじけず茶葉の摘み取りに挑戦したり茶葉の作り方を学ぶ姿勢から、著者の並々ならない紅茶への情熱が伝わってくる。スリランカの紅茶を日本に紹介していくことが自分の使命であると有言実行する著者が立派です。 2015/02/28

扉のこちら側

42
初読。現地の生活に飛び込んだ日本人女性の記録。二万円以下で一月下宿できるとは…行ってみたくなる。2013/08/09

ハッピースマイル

15
図書館でなんとなく目について、読み始めました。私、普段は紅茶より珈琲派ですが、華奢な紅茶カップが可愛くて、一時期紅茶にはまったことも...。著者の紅茶への情熱とスリランカの人々の生活がとてもよくわかる一冊でした。おいしい紅茶とカレーが食べたくなりました。予想以上に楽しい本に出合って、満足です。2014/08/07

おっくん

10
私の紅茶好きを知った知人が贈ってくれたスリランカ紅茶「ミツティ」の末広美津代さんが書いた紅茶修行のエッセイ。英国旅行で紅茶の美味しさに目覚め、紅茶のプロになる為に辞職し単身スリランカに行ってしまった強者。一見無謀な様だが目的はハッキリしているし、大まかだけど現地で何が起ころうと、堅実に計画通りに修行をして行く。20代の女性なのに水不足から停電になる中、蚊やヒルに刺されお風呂代わりに川で水浴び、おまけに民族紛争のテロに怯え、苦手なカレーを三食食べて頑張る彼女には脱帽以外の言葉は見付からない。2013/11/07

りう

5
何の後ろ盾もなく、紅茶の勉強のために1年間スリランカに住むという行動力がある著者。2001年当時は観光地以外には日本人はほぼ見かけず、政治状況もやや不安定のよう。しかしヌワラエリヤ、ウヴァ、キャンディ、ディンブラ…各地の家に下宿しながら、クォリティシーズンを追って茶園を巡っていく。どの下宿先でも別れるときには涙で名残を惜しむほどに家族と心を交わしている。著者はスリランカに紅茶の味を追求しに行ったのだが、どんな紅茶であれ、一緒に飲む相手との時間こそが最も価値のある体験だと感じている。読んでよかった本。2020/11/06

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