出版社内容情報
世間が当然のように「正義」としているものの中にこそ、根源的な「悪」が潜んでいる。アウトロー宮崎流の発想で、社会に問題提起。
内容説明
同時多発テロ。アメリカは知っていて、やらせた!?「野中総裁」を阻んだ人物、ODAで私腹を肥やす輩、もはや新聞は広告の包み紙…いっそ「悪」のほうが信用できる。
目次
序章 ニューヨークの空は美しかった。
第1章 正義とは人殺しの正当化である。
第2章 組織と正義は共存しうるか。
第3章 政治家は正義概念だけを利用する。
第4章 宗教的正義に熱狂する人々。
第5章 民族と国家の嘘。
第6章 現実からの発想、取り組みへ。
著者等紹介
宮崎学[ミヤザキマナブ]
1945年、京都府生まれ。地元任侠集団の組長の息子として生まれる。早稲田大学法学部中退。在学中は、共産党系組織ゲバルト隊長として名を馳せる。週刊誌記者として活躍後、家業の解体業を継ぐが倒産の憂き目にあう。グリコ・森永事件では「キツネ目の男」と疑われる。自身の半生を綴った『突破者』(南風社)で作家デビュー
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