世界を変えるお金の使い方

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478871034
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

100円でミャンマーの子ども5人にポリオワクチン接種。300円でタイとカンボジア国境1m2の地雷を除去。3,000円でイラクの国内避難民キャンプで暮らす家族に越冬用の灯油。10,000円で釧路湿原周辺の森林を625m2買い取り保全。30,000円で100m2の棚田オーナーになり、米づくりに参加。1兆2,000億円で全世界の子どもたちに初等教育を。

目次

100円単位でできること(ポリオワクチンの接種―¥100;内モンゴルの砂漠緑化―¥100 ほか)
1,000円~数万円でできること(野球を通じた国際交流―¥1,000;環境保全とコウノトリの野生復帰―¥1,000ほか)
購入・投資によってできること(障害者の雇用促進―¥100;間伐材の活用―¥100 ほか)
巨大なお金でできること(遺跡保護と人材育成―¥30,000,000;地域開発と技術移転―¥160,000,000 ほか)

著者等紹介

山本良一[ヤマモトリョウイチ]
東京大学生産技術研究所教授。1946年生まれ。東京大学工学部冶金学科卒。工学博士、文部科学省科学官、エコマテリアル研究会会長、日本LCA学会会長、グリーン購入ネットワーク名誉代表など、多くの要職を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シン

7
100円あれば世界で何ができるのかという本。 多くの人に読んで考えるきっかけにしてほしい1冊。 特に子どもに読んでみてほしい。2010/02/27

やもち

5
興味があったり協力したい、100円単位でできることもたくさんあるけど、なかなかアクションを起こせないわたし…。なんとなくめんどくさいのと、効果や成果を実感することがなかなかできないのと。関心の持続が大切。お財布を通じた投票活動は少し意識してみようかな。2014/12/02

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

5
700円で20個のおにぎりを路上生活者に提供できる。30,000円でいじめや虐待、暴力から逃げられず、路上にしか逃げ場がなくなってしまった子供が、一週間の安全な居場所を確保できる。(4人の子供の生活費とシェルターの家賃約50万円/月)200円で路上生活者からストリートペーパーを買うと、110円が彼らの収入になり、自立に向けた足がかりになる。使い方によって、お金って変わるものですね。2013/03/11

rumi

4
世界の軍事費何日分かで世界の子どもたちに教育が…という記事をどこかでみかけて、気になり読んでみた。100円で20年以上続いた紛争により教育そのものがダメージを受けたアフガニスタンの子ども5人に教科書を提供できる。世界全体の軍事費4日分で教育の機会を与えられていない世界中の子どもたち全員が初等教育を受けられる。小さな一歩が大きな一歩になると思った。誰のため?地球のため 即ち人類のため。プラスになるのは どっちの道?お偉い人より園児の方が答えを知ってる気がする…2013/06/21

SAGA

4
金の使い方によって世界が救えるということが垣間見える本です。『お財布で投票できる』この一言に痺れました。2011/10/03

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