限界を超えて―生きるための選択

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限界を超えて―生きるための選択

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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784478870273
  • NDC分類 304
  • Cコード C1030

出版社内容情報

ローマクラブ・レポート『成長の限界』続編。コンピュータモデルを駆使して地球の未来を検証。限界を超えた人類に警鐘を鳴らす。



悲劇的な結末の可能性を示すことで、世界中に大きな議論を巻き起こした。一方で、モデルのパラメータが敏感すぎるなど批判的見解も続出した。

●超微細レベルから地球規模までの視界
あらゆるスコープにわたって、われわれが何を知っているかということばかりでなく、それを知っていることの意味が問い直される時、新しい領域への視界が開ける。

 われわれは、知識科学が拓く多様な研究領域を見てきた。しかし、これまでの旅程は、諸科学の再編・統合を目指す知識科学という企てにとって、まだ始まりに過ぎない。微視的な視点からの探求は、遺伝子レベルでの知のエレメントの発見にまで及び、他方、巨視的な視点からの探求は、国ないし地球規模で知を活用するためのメソドロジーをも包括するであろう。知ることへの欲求が終わらない限り、それらを横断する知識科学のフロンティアも拡張し続ける。新しい研究領域への遍歴の叙事詩が始まる。

内容説明

衝撃のローマクラブ・レポート『成長の限界』から20年。コンピュータ・モデル〈ワールド3〉が描く新たな未来図。いま、地球は?

目次

第1章 オーバーシュート(行き過ぎ)
第2章 限界へと推し進める力―幾何級的成長
第3章 ソースとシンクの限界
第4章 有限の世界における成長のダイナミクス
第5章 限界を超えた地点からの引き返し―オゾン層破壊の場合
第6章 技術革新と市場メカニズムで破局は避けられるか
第7章 持続可能なシステムへの移行
第8章 行き過ぎからの引き返し
付章 ワールド3を用いた研究と教育のために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masahiro oka

0
速読練習2016/04/13

pyonko

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成長にも限界があるということを、理論的に示唆してくれる良書。さすがに前作程のインパクトはないのだが、やはり興味深い。既に限界を越えているという主張である。今もそんな気は身の回りでそれほど感じないのだけれど、じわじわと臨界点に近づいているのだろう。ただ、フロンガスのような例が出ているのはプラスの話題である。こういうのが増えると良いなぁ。前回よりもモデル/ワールド3に対する説明が多く、フィードバックループ図を分からないなりに理解するのが面白い。次は最新版を読む予定。2014/07/02

Pmy Sp

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内容はまあ、それなりにってことだけど、俺に「この世には限界があるんだ地球は有限なんだ」ということを実感させてくれた素晴らしい哲学書w2013/04/29

みろり

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むむむ。理論的にのべられてはいるのだが。。。(名)2009/12/28

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