“新訳” 経験経済―脱コモディティ化のマーケティング戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478502570
  • NDC分類 675
  • Cコード C2063

内容説明

さらば価格競争。コモディティ化の罠から抜け出せ!―コモディティ、製品、サービスに続く、第四の経済価値「経験」。経験は、企業がサービスを舞台に、製品を小道具に使い、顧客を魅了するときに生まれる。経験こそが、経済成長のカギを握る。

目次

プロローグ 経験ビジネスへようこそ
第1幕 経験経済の時代へ
第2幕 経験を演出する4E領域
第3幕 ショーの始まり
第4幕 通しで演じてみよう
第5幕 経験ビジネスの現場に演劇モデルを適用する
第6幕 顧客こそが「商品」
第7幕 経験ビジネスの意味と意義―より望ましい未来に向けて
エピローグ 変革経済の次にくるもの
アンコール 経験ビジネスを成功させる7つの原則―経験価値こそがマーケティング

著者等紹介

パイン,2,B.J.[パイン,2,B.J.][Pine,2,B.Joseph]
オハイオ州にあるビジネス・コンサルティング会社、ストラテジック・ホライズンLLPを主宰し、ビジネスの最新フロンティアを探求している

ギルモア,J.H.[ギルモア,J.H.][Gilmore,James H.]
オハイオ州にあるビジネス・コンサルティング会社、ストラテジック・ホライズンLLPを主宰し、ビジネスの最新フロンティアを探求している

岡本慶一[オカモトケイイチ]
東京富士大学経営学部教授。同大学経営研究所副所長。1972年東京都立大学卒。同年(株)電通入社。(株)電通総研研究部部長、ITC部長などを経て2002年3月(株)電通退社。同年4月より現職。日本記号学会理事・事務局長、日本広告学会理事、日本商業学会会員

小高尚子[オダカナオコ]
(株)電通第12営業局勤務。1972年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、(株)電通総研入社。(株)電通経営企画局などを経て、05年より現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーる。

4
外部研修で学んだ“経験経済”についての書籍。企業の経済価値はコモディティ・製品・サービスへと遷り変り、そして現代は第4の価値である“経験経済”の時代へ。経験ビジネスの代表例はディズニーランドである。そこには「想い出」「感動」があり、それら“経験”に対価を支払うビジネスである。経験を売ると考えると難しいが、顧客の商品購入プロセスから購入後フォローまで、その一連の時間(活動)が顧客にとって良い経験となれば、それはきっと価値に繋がるのだろう。あと“顧客我慢”という考え方は大変勉強になった。2011/11/28

アスワンハイダム

2
やたらとキリスト教の引用が多い。あと、実践例とか提案的なものが、ことごとくスベってる印象。2016/01/02

hori-chan

2
・ コモディディ → 製品 → サービス → 経験 → ★変革★  ・ コモディティ : 物質に対して請求  ・ 製品 : 有形物に対して請求 ・ サービス : 実行した活動に対して請求  ・ 経験 : 顧客と一緒に過ごした時間に対して請求  ・ 変革 : 顧客が達成した実証済みの成果に対して請求2014/09/03

kentomisawa

2
顧客満足と顧客我慢。作り手は顧客我慢に気付かなきゃならない。「あったら便利だし、別に悪くないから、付けとけ。」みたいな考えの甘さを改善する根拠になるんじゃないかな。2011/11/01

y_minem

2
大きい本で一見学術的に見えるが、実はそんなことは全くない。むしろ経営者向けの本だと言える。今はサービスで世の中があふれているが、そこで優位に立つために顧客に対して「経験」という価値を売っていくことについてよく述べている本。一読すると、既存のものでも新しく、どう売りだしていけばいいのか、視点が大きく変わると思う。2010/07/12

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