内容説明
マーケティングは、製品からエクスペリエンスへ。顧客があらゆる接点で受ける刺激を関連させ、統合させることがビジネス成功の鍵となる。
目次
第1章 結局、顧客をまじめに扱うことにつきる
第2章 経験価値マネジメントのフレームワーク
第3章 顧客の経験価値世界を分析する
第4章 経験価値プラットフォームの構築
第5章 ブランド経験価値をデザインする
第6章 顧客インターフェースの構築
第7章 継続的なイノベーションへの取り組み
第8章 完璧に統合された経験価値の提供
第9章 経験価値マネジメントのための組織
著者等紹介
シュミット,バーンド・H.[シュミット,バーンドH.][Schmitt,Bernd H.]
コロンビア・ビジネススクール教授。経験価値マーケティングの第一人者として、ソニー、フォード、P&G、デュポン、IBMといった世界的企業でコンサルティング活動を行っている
嶋村和恵[シマムラカズエ]
1955年東京生まれ。78年早稲田大学商学部卒業。88年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。埼玉女子短期大学専任講師、助教授を経て、93年早稲田大学商学部専任講師、95年助教授、2001年教授
広瀬盛一[ヒロセモリカズ]
1972年東京生まれ。97年早稲田大学商学部卒業。2002年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。早稲田大学産業経営研究所助手を経て、2002年より東京富士大学経営学部専任講師
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感想・レビュー
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kentomisawa
0
ちょっと難しい本。強く共感できたのは、経験価値の創出は接点をデザインすること、ということ。経験価値創出のフレームワークは興味深い。組織のマネジメントは興味深いがまだわからない。可能なのか。2011/11/15
dai
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教授が書いた本なのか、読みにくく理解しづらかった。2000年初頭におけるCEMがどのような考えだったのか、現代と軽く比較する程度に読むくらいでいいと思う。現代は経験価値を定量的に、システマチックに管理する手法ができている。この書籍では概念が多かったがそれが体現されていると認識。強いて言うならインターフェースデザインの考え方は今でも参考になった。2020/04/20