出版社内容情報
企業を、同時進行する複数のプロジェクトの集合体として統合マネジメントする、最新EPM理論とその実践手法を丁寧に解説。
内容説明
エンタープライズ・プロジェクトマネジメントは―顧客管理、品質管理、業務改革、プロセス管理といった既存の経営管理論とは一線を画すものである。組織全般にわたって普及させることにより、ビジネスのスピードと生産性を高めることが期待できるのがエンタープライズ・プロジェクトマネジメントである。すなわち、時間‐コスト‐品質というプロジェクトの“三大要素”を見据えながら、全社レベルの企業目標達成という点に常にベクトルを向けているのである。
目次
1 エンタープライズ・プロジェクトマネジメントとは何か(すべてはプロジェクトに通じる―機能別組織からプロジェクト志向型組織へ;プロジェクトマネジメントを全社経営に生かす―エンタープライズ・プロジェクトマネジメントの実際;企業戦略とプロジェクトのベクトルを一致させる―構想立案段階からのプロジェクトマネジメント;エンタープライズ・プロジェクトマネジメントを普及する―経営システム変革までの段階的アクション ほか)
2 エンタープライズ・プロジェクトマネジメントの実践(経営トップは質問の技術を磨け―経営者生き残りへのアドバイス;プロジェクトマネジメントの基本を学ぶ―必要となるマネジメント要素と管理項目;トレーニングプログラムを準備する―プロジェクトマネジメントの専門教育;能力評価基準を確立する―プロジェクトマネジメントのコンピタンス ほか)
著者等紹介
ディンスモア,ポール・C.[ディンスモア,ポールC.][Dinsmore,Paul C.]
ディンスモア・アソシエイツ代表。CPP(Certified Project management Professional)、AMA(アメリカ経営管理協会)フェロー。プロジェクト管理および組織変革の専門家。北米、南米、欧州、アフリカでコンサルティング、講演、著作、編集等の活動に従事する。リオデジャネイロ在住
ルピネク,ダーク[ルピネク,ダーク][Lupinek,Derk]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)英語学科卒。翻訳家。アニュアルレポートをはじめとする大手企業の海外向け発信情報の作成、翻訳とともに、ビジネスマンを対象にした英会話指導に取り組む。日米の思想的、文化的ギャップを埋めながら行なう翻訳、英会話指導に定評
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