社員力―ＩＴに何が足りなかったか

浜口 友一【著】/鈴木 貴博【編】

ダイヤモンド社（2007/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 236p／高さ 20cm
• 商品コード 9784478375266
• NDC分類 336
• Cコード C2034

内容説明

私の仕事は、変革をもたらす仕事です。―ＩＴ企業のトップとして、お客様の変革を支援し、自らも自社の変革に取り組む現役社長による等身大の問題解決ストーリー。

目次

第１章　私の経験、私の失敗―戦略は教科書どおりでは、失敗する。私の場合は…
第２章　変革の十分条件―あらゆる戦略の、失敗の主因は同じである
第３章　リーダーの変革技術―大企業を変革するリーダーのための方法論とは
第４章　会社のしくみ―新しいＩＴ戦略の教科書には、この方法を載せたい
第５章　現場からの変革―せいいっぱい働く社員に、なぜ「変革」を迫るのか
第６章　「社員力」の成長戦略―お客様の変革を助ける力を鍛える
第７章　開発力を見なおすとき―ものづくりの国・ニッポンはだいじょうぶか
第８章　「多重下請け」という障壁―とてつもなく解決困難な構造的問題に挑む
第９章　創造性とモチベーション―能力ある社員をいかにひきつけ、育てるか
第１０章　仮説シナリオ―近未来の会社のしくみを考える
第１１章　大いなる変化へ―日本の経営者に許されるリードタイムは十分か

著者等紹介

浜口友一［ハマグチトモカズ］
１９６７年京都大学工学部電気工学科卒業。同年日本電信電話公社入社。商用タイムシェアリングサービスの開発を皮切りに、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーとしてシステム開発に従事。１９８８年ＮＴＴデータ通信（現ＮＴＴデータ）に移る。１９９５年取締役第一産業システム事業部長就任。１９９６年取締役経営企画部長。１９９７年常務取締役公共システム事業本部長。２００１年代表取締役副社長。翌年技術開発本部長の委嘱を受ける。２００３年代表取締役社長就任

鈴木貴博［スズキタカヒロ］
１９８６年東京大学工学部物理工学科卒。百年コンサルティング（株）代表取締役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[yuki_s1014]

日本のIT企業が抱えてる問題と筆者の考える解決策がわかりやすく述べられていた。経営者向けに書かれていたがこれから働く学生の私が読んでも勉強になったと思う。少なくとも頑張ろうと思えるような本だった。

2012/01/29

[noritsugu]

いくつか参考になる話もあったが、なんかタイトルにずれを感じる。 NTT データの社長であるのを知らなかったから、なおさらそう感じた。たしかに、本文中で「社員力」について書いてあったし、副題の「ITに何がたりなかったか」についても書いてあったけど、もうちょっと適切な題名つけようよ～と思ってしまった。

2009/03/30

[めい]

★★☆☆☆

2013/01/01

[yk]

整理のため再読。たしかにタイトルとはちょっとちがう。NTTデータの社長の話。いいことは書いてある。

2011/04/02

[雪だんだ]

初読み NTTデータの「企業変革マネジメント」を読み、ジョンコッター氏の変革の8つのステップを知った。 ジョンコッター氏の本をその後読んで、8つの詳細がわった。 その流れでこの本を読むとそれほど目新しいものはない。 まずは、危機感の醸成から進めていくこと、着実に根気強くやり抜くこと。 そこに尽きますね。

2019/02/04