内容説明
あらゆる交渉を成功に導く戦略、そして実践的な戦術まで、事例とともにわかりやすく解説した「論理的交渉学」の決定版。
目次
第1部 クリティカル・シンキング(論理の展開;批判的思考 ほか)
第2部 ゲーム理論(ゲーム理論の交渉への応用)
第3部 望ましい交渉スタイル(立場駆け引き型交渉;原則立脚型交渉)
第4部 戦略的交渉の実践(「人」を知る;「問題」を知る ほか)
著者等紹介
田村次朗[タムラジロウ]
慶応義塾大学法学部教授・弁護士。慶応義塾大学法学部法律学科卒業、フルブライト留学生としてハーバード・ロースクール留学(LL.M)、慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。アメリカ企業公共政策研究所(AEI)、ブルッキングス研究所研究員、ジョージタウン大学客員教授、慶応義塾大学法学部助教授、同大学総合政策学部教授を経て、1997年より現職。国民生活審議会、e‐Japanプロジェクトをはじめ、公正取引委員会、経済産業省、総務省主催研究会の委員を務める。経済法研究者新人賞である横田賞受賞。専門は、経済法、国際経済法、交渉学。現在、ホワイト&ケース神田橋法律事務所特別顧問
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感想・レビュー
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KAZOO
34
日本では本当に交渉学というのは学問としてないのでしょうか?あるいはニーズがないのでしょうか?アメリカにはきちんとした講座があると聞いています。日本では単なるノウハウ的な本が多いと思いますがこの本は本格的な教科書タイプの本だと思いました。クリティカル・シンキングやゲーム理論、望ましい交渉スタイル、戦略的交渉の実践と今までにはない学問であると感じました。2014/12/16
Issey Ojawa
1
分かりやすい2014/03/11
rubix56
1
二分法、演 帰納法2011/12/04
TONY
1
★★★☆☆交渉なんて日常生活のなかで無意識であれ実践していることだが、それを意識の上に引っ張りあげることには多いに意味があると思う。むしろ知識をつける意義はそこにあるとすら思う。2012/04/28
ヤッシー
1
交渉の相手を問題解決のパートナーと思う考え方は面白い。頭を柔軟に、相手ではなく問題自体に目を向ける。クリティカルシンキングとゲーム理論の基本2011/12/22