出版社内容情報
ビジネスの最重要テーマである「利益」。それを生み出す秘訣を23のパターンに分類し、小説形式でわかり易く解き明かす!
内容説明
大企業デルモアの戦略企画部門で働くスティーブは、自社の業績落ち込みに悩んでいた。そんなとき「ビジネスで利益が生まれる仕組みを知り尽くした男」デビッド・チャオと出会い、その教えを請うことになる。深い洞察と豊富な経験を持つチャオは、利益を実現する23の方法をひとつずつスティーブに語りはじめる。生徒の探求心を徹底的に引き出すチャオのレッスンが回を重ねるに連れ、利益発生の秘密、現実に行なわれている戦略の問題点が解き明かされていく―。
目次
顧客を知ることが利益のはじまり―顧客ソリューション利益モデル
ファイアウォールで利益を守れ―製品ピラミッド利益モデル
同じ製品で異なるビジネスを―マルチコンポーネント利益モデル
臨界点を目指せ―スイッチボード利益モデル
粘り強さが生み出すスピード―時間利益モデル
大ヒットを創造するマネジメント―ブロックバスター利益モデル
一つの資産からさまざまな製品を―利益増殖モデル
利益追求に邁進する情熱―起業家利益モデル
すべてを知りつくすことの強み―スペシャリスト利益モデル
売り手が主導権を握る―インストール・ベース利益モデル〔ほか〕
著者等紹介
スライウォツキー,エイドリアン[スライウォツキー,エイドリアン][Slywotzky,Adrian]
ハーバード大学を卒業後、同校のロースクールとビジネススクールで修士号取得。現在、マーサー・マネジメント・コンサルティングのバイス・プレジデントおよびボードメンバーを務める。1996年の処女作『Value Migration』で高い評価を獲得し、98年に刊行した『The Profit Zone』(邦訳『プロフィット・ゾーン経営戦略』ダイヤモンド社刊)は全米ベストセラーとなった。さまざまな大企業のCEOレベルに行なった成長戦略および新ビジネスデザイン構築に関するコンサルティングで名声を博し、ダヴォス会議をはじめ、マイクロソフトCEOサミット、フォーブズCEOフォーラム等でもキーノート・スピーカーを務める。99年には『インダストリー・ウィーク』誌において、ドラッカー、ポーター、ゲイツ、ウェルチ、グローブとともに「経営に関する世界の六賢人」に選ばれた
中川治子[ナカガワハルコ]
1956年生まれ。武蔵大学人文学部日本文化学科卒業。翻訳家。美術工芸、メンタルセラピーからビジネスモデルに関するものまで多分野の翻訳に従事
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