出版社内容情報
自らのマネジメントに成功した者のみが、明日のビジネスを制する。すべてのビジネスマン、必読の書!
内容説明
ビジネスの前提が変わった!かつて例を見ない変化の時代にあって、組織とそこに働く人々に何が起こっているのか?時代の本質を見通すドラッカーの最新作。
目次
第1章 マネジメントの常識が変わる―パラダイム転換
第2章 経営戦略の前提が変わる―21世紀の現実
第3章 明日を変えるのは誰か―チェンジ・リーダー
第4章 情報が仕事を変える―新情報革命
第5章 知識労働の生産性が社会を変える―先進国の条件
第6章 自らをマネジメントする―明日の生き方
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
26
出版されて10年以上も経っているのですが、21世紀への考え方はまだ新鮮なものがあります。マネジメント、経営戦略、チェンジリーダー、新情報革命などのキーワードだけを見てもわかると思います。このような本は本当に読むだけではなくどれか一つでもいいから企業の中でやっていけばいい企業になると思うのですが。2014/10/05
ケイ
20
会社は社内の各部署がお互い貢献をリレーして外部で成果を得ていく。組織は人と人の強みが発揮されて一人一人、生まれ持った個性を一番貢献ができるところに入れてあげると、皆が明るく楽しく成長していく。事業は明るく楽しくやってるといつの間に皆が成長して気がついたらイノベーションが起きて古い常識が捨てられて新しい常識と入れ替わる。経営は人を育てていく事と捨てることを決断していくと新しい道が開けてくる。明日を支配するというのは今日、最高の人財を育てて皆が成長していくことで明日が見えてくるようなきがする。2015/08/01
手押し戦車
20
リーダーは成果の上がらないものや貢献できなくなったものを体系的廃棄と小さな成功の継続的改善の積重ねが求められる。イノベーションは天才の閃きではなく、組織や部門で日常の仕事として追求していく。イノベーションと新奇さを混同し廃棄を組織改革だと思い行動だけになりリーダーの罠に陥る。自ら最も貢献出来る所に位置付け常に成長していき、知識の放漫を改め自らの強みを十分に発揮する上で必要な技術と知識を身につけ、成果を上げる上で邪魔になってる事を改め、フィードバックを繰り返し強みを見つけ伸ばす旅にでる。2015/01/09
所沢
12
急激な構造変化の時代で生き残るのはチェンジリーダーである。チェンジリーダーの条件は、変化を可能にするための仕組みとしての廃棄、機能的改善、成功の追求、イノベーションである。事業を成功させるのは、コストではなく、価値の創造である。そのためにはリスクを伴う意思決定が必要であると感じた。2017/08/25
ぷるぷる
11
「問題は何に貢献すべきか?である」 ここが一番こたえた。改めて自分のキャリアとか生き方を考えさせてくれた。「自分のやりたいことができない」「組織が正しい」と環境の責任を嘆くのも決して悪いことではないと思うが自分が如何に貢献するべきかという考えは目を開かさせられた。個人的には悩んでいる今ちょっと救われた気がした。ドラッカーはいつでも答えを用意してくれているようだ。マネージメントとかビジネスとかいうジャンルでなく生き方についての指南であると思うようになってきた。「情報の目的は知識ではない。正しい行動である」2010/12/29