出版社内容情報
独特の立地論や、企業集積の相乗効果を説く「クラスター理論」から提示するグローバル戦略論など最先端の競争戦略論集。
内容説明
MBAシリーズ第7弾!勝者の戦略はここから生まれる!新規参入阻止、情報操作、交渉…成功には合理的な裏付けがある。戦略的思考を鍛え、行動に活かせ。
目次
第1部 基礎編(単期間ゲームで基本的な概念を理解する;複数期間ゲームで応用力を磨く)
第2部 応用編(情報の不確実性を織り込む;これからのゲーム理論)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
21
純粋なエンジニアだった当時に視野を広げるための学びとして読了
葉
5
ゲーム理論は大学院の時に専門としていたが、理論的なことはそれほど入りこんでいない。理論本ではない。しかし、かまゆださんの授業は違うと思うがMBAではこれくらいなのだろう。4章のオークションはやはり面白い。公開型のオープンビッドか非公開型のシールドビッドで反復同時進行か同時進行かに分かれ、ファーストかセカンドプライスオークションである。2017/04/23
westwing
2
古い本だが、基礎を学ぶにひ十分だ。やはり苦手な数学への理解がないと、半分くらいしかわからない。だが、合理性、その時に置かれている状況とそれに伴い、メンタル、行動を見極めつつ、本書のモデルを参考にしながら、有利になるよう(時には相手と協力して)、最大限の利益を得られるよう考えることはできる。最近のシェアリンクエコノミーをゲーム理論のモデルとすると、どうなるのか、興味がある。2019/02/07
任世官(イエン・シーカン)
2
ふたを開ければ当たり前のことが、理屈では難しい。2014/04/28
たこ焼き
1
他プレイヤーの行動による影響でプレイヤーの利得の大きさに影響があるとき、全体的に利得が最も大きくなるポイントがナッシュ均衡である。反撃をするとコストがかかるという見込みから、力がある方は強気の選択を行いがちである。ナッシュ均衡を実現するために、そのことによって利益があることをそれぞれのプレイヤーが納得することが大切である。(報復の脅しや長期的取引など)不正による利得が大きい、または不正のコストが小さいときは消費者にとってマイナスな商品が出回る。ベイズの期待利得を採用する際は確率について新しい情報かを入った2020/01/25