内容説明
ＩＢＭは目覚ましい成功をおさめている世界最強企業のひとつである。本書は、ＩＢＭに成功をもたらした経営戦略と業務推進の実際、そしてその背後にある企業哲学、信条、文化を論じる。マネジメントの向上を追求するビジネスマンにとって、ＩＢＭという企業は興味深い存在だ。多方面から同社のユニークな教訓を引き出した本書は、業種や規模を超えて、あらゆる企業や組織が参考にできる内容を含んでいる。「企業は人なり」といわれるが、それはＩＢＭにおいてとりわけ真実である。そのような観点から、本書はとくに同社の人間的側面に光を当てて論じている。組織にやる気と創造性を与え、官僚主義の弊害を避けて若さを保つための合理的ノウハウの数々は、日本企業にとっても学ぶべき点が多い。
目次
ＩＢＭの成功は前例のないケースか
第１部 ＩＢＭの歴史（創業の父祖；息子たち；官僚型経営者）
第２部 経営モデルとしてのＩＢＭ（独立事業単位（ＩＢＵ）
パーソナル・コンピュータ革命
無秩序のようで管理された組織
世界各国の組織とその事業部門
販売のスーパーマン
マーケティングの新しいパートナー
エンドユーザー向けマーケティング
人事および広報活動）
第３部 ＩＢＭの教訓（ＩＭＢの経営と日本企業；財務的強さの基盤）
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- 和書
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