内容説明
中国の古典『戦国策』に記されている「鶏口牛後」とは、「大きな牛のお尻につくより、小さくともニワトリの口になれ」という教えである。中小企業にとって、この戦略発想はきわめて重要である。大きなマーケットで牛後となるより、小さなマーケットで鶏口となることだ。言い換えれば、「スモールマーケットでビッグシェアを得る」ことである。本書では、その戦略と具体的手法と成功実例を多数紹介した。
目次
第１章 企業隆盛への「経営維新」
第２章 独自性発揮のための差別化戦略
第３章 グローバル化対応の海外（中国）戦略
第４章 企業体質を強化するマネジメント戦略
第５章 プロ集団をつくる人事・労務戦略
第６章 企業進化のための事業承継
著者等紹介
中静夫［ナカシズオ］
（株）タナベ経営取締役副社長。１９８０年タナベ経営入社、１９９０年取締役東京本部長就任、１９９６年４月専務取締役事業所統括担当、２０００年６月取締役副社長就任。現在、取締役副社長コンサルティング統括本部長。大企業から中小企業に至るまで、リストラ、リエンジニアリング、新事業開発、人材レベルアップ、組織の活性化等、数多くの実績を持つ。幅広い専門分野を基に、企業の固有課題に対して具体的なアドバイスを行っている。主な講演テーマは、「人事が変れば会社が変わる」「新日本的経営の条件とは」「納得の行く人事考課と成果配分」「スピード時代における中堅・中小企業の必勝戦略」等。専門分野は経営全般、人事労務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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