ライブドア監査人の告白―私はなぜ粉飾を止められなかったのか

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ライブドア監査人の告白―私はなぜ粉飾を止められなかったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478312216
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ライブドアの監査はなぜ歪んでしまったのか。当事者である会計士が、粉飾の経緯とカラクリ、そして監査制度の限界を赤裸々に告白。
マネーゲーム経営の申し子、ライブドアは、いかにして不正経理、粉飾決算へと突き進んでしまったのか。その経緯、協力者とスキーム、内部の意思決定プロセス、そして、なぜ、このような暴走を監査法人が止められなかったのか、悔恨の思いとともに会計監査当事者が赤裸々に告白する。

【目次】
プロローグ
第1章 強制捜査
 1 東京地検特捜部
 2 弁護士の見解
 3 証券取引法違反
 4 監査とは何か
 5 監査人の裏切り
第2章 監査人から見たライブドア
 1 署名拒否
 2 「皆さん、騙されていたんですよ」
 3 監査法人のジレンマ
 4 ご都合主義の会計処理
 5 暴走するベンチャー企業
第3章 粉飾の構図
 1 錬金術を生むファンドの連鎖
 2 ファンドをコントロールしているのは誰か
 3 架空売上取引による粉飾決算
 4 会計監査の現場
第4章 孤軍奮闘
 1  監査軽視の負の遺産
 2 火中の栗
 3 禁じ手で解明したファンドの正体
 4 「監査人降りますよ」
 5 監査人の悔恨
第5章 監査人の苦悩
 1 監査人の意志
 2 会計士に求められる“自律”
 3 監査制度は無力か
 4 監査法人の解散
 5 ライブドア監査法人?
エピローグ
あとがき

【著者紹介】
田中慎一(たなか・しんいち)
港陽監査法人ベンチャーサポート部パートナー。1972 年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。公認会計士。KPMG センチュリー監査法人(現・あずさ監査法人)、大和証券SMBC 、UBS ウォーバーグ証券(現・UBS 証券)等を経て現職。大和証券SMBC 、UBS 証券では主としてM&A 業務に従事。

内容説明

真実を知ったときは、手遅れだった。当事者である会計士が、粉飾の経緯とカラクリ、そして監査制度の限界を告白。

目次

第1章 強制捜査(東京地検特捜部;弁護士の見解 ほか)
第2章 監査人から見たライブドア(署名拒否;「皆さん、騙されていたんですよ」 ほか)
第3章 粉飾の構図(錬金術を生むファンドの連鎖;ファンドをコントロールしているのは誰か ほか)
第4章 孤軍奮闘(監査軽視の負の遺産;火中の栗 ほか)
第5章 監査人の苦悩(監査人の意志;会計士に求められる“自律” ほか)

著者等紹介

田中慎一[タナカシンイチ]
港陽監査法人ベンチャーサポート部パートナー。1972年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。公認会計士。KPMGセンチュリー監査法人(現・あずさ監査法人)、大和証券SMBC、UBSウォーバーグ証券(現・UBS証券)等を経て現職。大和証券SMBC、UBS証券では主としてM&A業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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