内容説明
仕事の理想をすべて実現できる人は極めて少ない。周りを見回してもせいぜい100人に1人くらいしかいないだろう。本書は、この「100人に1人しかできない仕事」ができるようになるための具体的な道筋を示している。
目次
第1部 クリティカル・ワーカーの仕事(クリティカル・ワーカーという人材像;自分たちにしかできない仕事;クリティカル・ワークの実際)
第2部 クリティカル・ワーカーを目指せ(ブルークスルーの方法論;クリティカル・ワーカーを目指す者への指針)
第3部 クリティカル・ワーカーが活躍する世界(クリティカル・ワーカーを興奮させ続ける)
著者等紹介
赤堀広幸[アカホリヒロユキ]
1969年生まれ。慶応義塾大学卒業後、1991年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。製造、情報・通信、医療、金融分野において国内外の有力企業の事業戦略立案、組織改革、アライアンス支援を数多く手がける。2000年株式会社ネオテニーに参加。IT系ベンチャー企業への投資、育成支援を行う。2003年株式会社カスケードを設立し、代表取締役に就任。人材教育、新規事業創出に取り組む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゅん
2
「なぜなのか?」を問う姿勢が備わっているかに集約されます。Followするのではなく、Critic(疑いの目を持つ)ことが大事です。2017/10/19
匿名係
1
ルーチンワークとクリティカルワークの対比で終始語られていた。 思考を停止させず一つ一つの事象について何故こうなるのかを考えて日々生きろと書いてあったような。2011/08/22
POOH
1
どうしたら、個性的な人材になれるのか、一つの指南書2008/01/31
かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO
0
ロジカルシンキングとクリエイティブシンキングの対比が、日本の教育の現状をうまく言い表している。 日本の教育にはクリエイティブシンキングの能力を高める機会が圧倒的に不足しているというよりは、むしろ、そのような機会を押しつぶしているように感じる。 ワークスアプリケーションズでは、クリエイティブシンキングを鍛えるようなインターンや研修を行っていて、日本の公教育が提供すべきことを自社で行っているのがすごいと思う。2017/07/06