アマゾンの秘密―世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478312148
  • NDC分類 024.067
  • Cコード C2034

内容説明

アマゾンが日本に進出することは、まだ絶対的な極秘事項で、だれにも知られてはいけません―2000年11月、ネット書店のアマゾンが日本でオープン。直前まで立ち上げを隠し続けた同社の内部では何が行われていたのか?巨大なシステムの裏側を当時のスタッフが語る門外不出の成功秘話。

目次

第1章 長谷川氏からの電話
第2章 アマゾンの考え方
第3章 マーケティングシナリオの作成
第4章 カスタマーキャンペーンをやろう
第5章 コンピュータ書の品揃え
第6章 アマゾン日本上陸
第7章 品質との闘い
第8章 究極のeコマースを目指して
終章 アマゾンで学んだこと

著者等紹介

松本晃一[マツモトコウイチ]
1953年東京生まれ。都立日比谷高校卒業。70~80年代は広告制作、広告企画、マーケティングプランナーとして活躍。その後、ITコンサルタントに転身。日本工学院八王子校マルチメディア科講師等を経て、2000~2002年アマゾンジャパン設立に参加。現在はアミタ(株)情報戦略技術顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

13
アマゾンという会社、設立が1994年というから20年でここまで大きくなった会社。日本法人は2000年の設立。立ち上げ時の一番のポイントは本の書評たる良質なカスタマーレビューをいかに集めるかという問題。実際、このカスタマーレビューの有無により本の売上が大きく左右されるということが米国で実証されているとのこと。そのためアマゾンジャパンはカスタマーレビューを集めるため抽選キャンペーンを展開したという。尚、カスタマーレビューについては内容チェックあり・・・話は変わるが1日に数千のレビューが集まる読メはすごい。2014/06/22

ときどきぷろぐらま。

5
システム屋としては楽しく一気に読めた。自前でソフトウェア技術者を育てて、活躍する場所を与えること以上に大切なことはないな。アウトソーシングしすぎると、情報なんかも流れてしますのかもしれないですね。2014/08/02

大竹 粋

2
だめ押しの事業プランへの味つけに役立ちそうだなという直感のもと読みました。ドットコム立ち上げ熱を思い出しつつ、ある部分失ってはいけない情熱=ベゾスの青い情熱、みたいな、何かを無理くりでも立ち上げるエネルギーは必要なんだよな、と思いながら参考になりました。 ある意味こーゆーネットバブル気分のスパイスがないとこんな無謀なプランはかけねえぜしらふじゃ、なんて思いました。2015/02/02

ぼん

1
日本のインターネット拡大期に、インターネットでの買い物(e-コマース)を根付かせた一番の功労者であろうamazonジャパンの立ち上げ記録。 まだ、創立してから20年も経ってないんだなぁ・・・と思うと意外。 内容としては「秘密」という程深い話ではなく、amazon独自の企業文化やamazon-wayといった考え方・判断基準などが筆者の体験記のもとに書かれている。MP(マーケットプレイス)立ち上げプロジェクトの参考になればと思って読んだのですがあんまり参考にはならなかったかな(><)★★☆☆☆2015/08/04

さっちゃん

1
Amazonに誘われて、働いていた人間が書いた本でその社員目線で書かれた本。アマゾンのヘビーユーザーからすると企業内部の秘話が知れるという点では面白い。しかし、マーケティングについてはほとんど書かれていない。利益の源泉のようなものなので仕方ないが、残念である。2013/08/22

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