出版社内容情報
投資家の意思決定に一定のルールはあるのか? 最新の金融理論として注目を集める「行動ファイナンス」を平易に解き明かす。
内容説明
投資家の意思決定が非合理的なのはなぜか?金融理論と心理学の融合が、その謎を解き明かす―。欧米で大いに注目を集める新たな金融理論を、実践的かつ理論的に説いた初めての書。
目次
第1章 市場の予測と投資家の心理―ファンダメンタル分析、テクニカル分析、そして行動ファイナンス
第2章 投資家の行動は、本当に合理的か?―欲望がもたらす非合理的な現実
第3章 市場参加者は、膨大な情報をいかに処理するか?―「ヒューリスティック」による意思決定
第4章 投資家は、利益と損失をいかに評価するか?―「相対的」な評価とリファレンス・ポイント
第5章 投資家は、自らの意思決定こそ正しいと考える―調和とコントロールへの欲求がもたらすもの
第6章 行動から見た市場参加者の分類―本能タイプ、感情タイプ、理性タイプ
第7章 トレーディングで成功するために―行動ファイナンスの応用
著者等紹介
ゴールドベルグ,ヨアヒム[ゴールドベルグ,ヨアヒム][Goldberg,Joachim]
1983年より為替トレーダーおよびテクニカル・アナリストとして、ドイツの大手投資銀行で活躍。実務のなかで金融市場における心理学を身近に感じるようになり、それが行動ファイナンス研究のきっかけとなとなった。2000年にCognitrend社を設立
ニーチュ,リュディガー・フォン[ニーチュ,リュディガーフォン][Nitzsch,R¨udiger Von]
1960年ドイツのエッセンに生まれる。アーヘン工科大学で情報学および経済学を修了後、ドイツ大手銀行に勤務。96年に金融理論に関する論文で教授資格を得、以来アーヘン工科大学経営学部教授。現在の研究の重点は、市場における心理学、企業の資金調達など
真壁昭夫[マカベアキオ]
1953年神奈川県生まれ。76年に一橋大学商学部を卒業し、第一勧業銀行に入行。83年ロンドン大学経営学部大学院修士。市場営業部、資金証券部を経て、99年より第一勧銀総合研究所主席研究員。信州大学経済学部、慶応義塾大学理工学部の講師も務める
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