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世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478200926
  • NDC分類 335.8
  • Cコード C0034

内容説明

この本に登場するのは、貧しい人に自分の財産を寄付した慈善家ではない。「困っている人を生み出している世の中」を変えてやろうと挑み、成功した人たちである。小さな波から大きなうねりを巻き起こす社会起業家の、「世界の作り変え方」がここに。

目次

第1部 世界を変えた人・変える人―社会起業家一〇人の肖像(子どもを守る、二四時間の電話(インド)
社会起業家のさきがけ、ナイチンゲール(イギリス)
世界の環境政策を変えた男(アメリカ)
貧しい村に電気を(ブラジル)
社会主義国に誕生した、障害者の「夢の家」(ハンガリー) ほか)
第2部 世界を包む「社会起業」の波(社会起業家の支援組織、「アショカ」の誕生;アイデアではなく、「人」が世界を変える;アショカが探し求める人物とは?;立ちはだかる壁を乗り越えた人々;世界を変える組織の四つの特徴 ほか)

著者等紹介

ボーンステイン,デービッド[ボーンステイン,デービッド][Bornstein,David]
アメリカ、ニューヨーク在住のジャーナリスト。一作目の‘The Price of a Dream:The Story of the Grameen Bank’で、バングラデシュのグラミン銀行とその創設者ムハメド・ユヌス(2006年ノーベル平和賞受賞)の軌跡を詳細に取材し、各方面から高い評価を集める。「ニューヨーク・タイムズ」紙、「アトランティック・マンスリー」誌ほか、数々のメディアで活躍

井上英之[イノウエヒデユキ]
1971年東京都生まれ。慶応義塾大学総合政策学部専任講師。慶應義塾大学経済学部、ジョージワシントン大学大学院卒(パブリックマネジメント専攻)。ワシントンDC市政府、アンダーセン・コンサルティングを経て、若手の起業家支援を行うNPO法人ETIC.に参画。2002年より日本初のソーシャルベンチャー向けビジネスコンテスト「STYLE」を開催するなど、社会起業家の育成に取り組む。2005年、北米を中心に展開する社会起業向け投資機関「ソーシャルベンチャーパートナーズ(SVP)」東京版を設立

有賀裕子[アルガユウコ]
東京大学法学部卒。ロンドン・ビジネススクールにて経営学修士(MBA)習得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

33
地元の自治会に顔を出させてもらっているが、そんなこともあって、10年以上前に書かれた本著ですが、読んでみました。世界を変えるまでの力には、多彩な分野の人の話にじっくり耳を傾け、相手のアイデアや人生の歩みを理解する能力が重要と書かれています。自治会とアショカでは、あまりにもやっていることが乖離していますが活力は得ることができました。2019/09/02

やきそらまめ

3
綺羅星のような起業家たち。ただ、いつもこういう話を耳にするたび考えてしまうのは、強靭な理念と、人を味方にする個性の持ち主である創立者が、亡くなるなどして去った後のこと。どんな優れた組織でも代替わりしていくうちに腐っていくもの。一応、創立者が去った後でも継続可能な事業であることがアショカ・フェローの条件の1つではあるようだが、事業の劣化を防ぐ何らかのサポート計画のようなものはアショカにはあるのだろうか。腐らせたらもったいないと思わせるものばかりであるだけに。2010/11/29

yori

2
★★★★★ とても勇気を貰ったような。この本に登場する世界を変える力を持った社会起業家にはなれない、、かもしれないが、その人達の活動を支持、応援する事きっと出来る。解決すべき問題は、アフリカや南米など遠い国にあるのでは無く、自分の周りにある、というのもなるほど。2012/03/21

そと。

1
成果を出した社会企業家と、それを支援する組織についての話。概要としては分かりやすいものの、本の中で特に大事だと書いてある「社会を変えてやろう!」という意志だったり想いみたいなものがあまり伝わってこないのが残念。監訳者のあとがきには響くものがあった。2011/04/04

おかぴー

0
世界を変えるのは、自信に溢れた粘り強い人だと思っていたが、重要なのは「モチベーションの質」。常に社会問題の根本的解決を目指し、着手するのは目の前の一人から。様々な事例を通して、一人が立ち上がり、国の制度まで変え、社会的弱者に寄り添う姿勢は勇気をもらった。「社会起業家は、誰かのお恵みを乞うのではなく、社会への投資を求める。それが、現実的な事業家でもある社会起業家が目指す社会の変革の姿なのです。」249P2016/03/30

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