出版社内容情報
「映画館のポップコーンはなぜ高いか」といった日常の話題から経済学のイロハを説く。1章1題,全24章で卒業できる話題書。
内容説明
アメリカの読者を驚かせた奇才エコノミストの超・話題書。軽妙で辛辣なユーモアの全24章。
目次
第1部 人生とは何か
第2部 善と悪
第3部 ニュースの読み方
第4部 市場はどう機能するか
第5部 科学の落し穴
第6部 宗教の落し穴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
3
本書は全24章で構成されている。第18章の冒頭で、経済理論によれば、あなたは期待していたほど本書を面白いとは思っていないはずだ。と書かれてあり、当たっていたので笑えた。ただ中にはなるほど思えるような記述もある。なぜ値段を99セントにするのか、について店員が売り上げをごまかさないため、わざと端数を作りレジに記録を残すためだったとある。日本人では考えない発想。また環境保護者について、環境保護の問題に現実的な提起をしても解決策が彼らの倫理的優越感をくすぐるものでない限り環境保護主義者は共鳴しない、と手厳しい。2013/05/29
がっち
2
経済学を身近なものに置き換えて説明するといったものである。無差別な効用で空気を取り上げたり、シートベルトの規制はインセンティブになりえるかなどを語っている。しかし訳が微妙過ぎて逆にわかりにくい感じもした。2012/08/06