お金のむこうに人がいる―元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門

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お金のむこうに人がいる―元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478113721
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

出版社内容情報

経済とは「誰が、誰を幸せにしているか?」を考えること。お金を取っ払って「人」を見れば、とたんに経済はシンプルになる。元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが「経済の原点」から徹底的に考えた、予備知識のいらない経済新入門。

内容説明

元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門。

目次

第1部 「社会」は、あなたの財布の外にある。(なぜ、紙幣をコピーしてはいけないのか?;なぜ、家の外ではお金を使うのか?;価格があるのに、価格がないものは何か? ほか)
第2部 「社会の財布」には外側がない。(預金が多い国がお金持ちとは言えないのはなぜか?;投資とギャンブルは何が違うのか?;経済が成長しないと生活は苦しくなるのか?)
第3部 社会全体の問題はお金で解決できない。(貿易黒字でも、生活が豊かにならないのはなぜか?;お金を印刷し過ぎるから、モノの価格が上がるのだろうか?;なぜ、大量に借金しても潰れない国があるのか? ほか)
おわりに 「僕たちの輪」はどうすれば広がるのか?

著者等紹介

田内学[タウチマナブ]
1978年生まれ。東京大学入学後、プログラミングにはまり、国際大学対抗プログラミングコンテストアジア大会入賞。同大学院情報理工学系研究科修士課程修了。2003年ゴールドマン・サックス証券株式会社入社。以後16年間、日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。日銀による金利指標改革にも携わる。2019年退職。現在は子育てのかたわら、中高生への金融教育に関する活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

96
個人の財布、国の財布、社会の財布という切り口で、現代貨幣理論を「人の経済学」として分かりやすく説明した名著。将来、娘に読んでほしい一冊。「お金」は「労働」の対価であり、「労働」が人々に「効用」を与える。その「効用」が人を幸せにし、その蓄積により「社会」が成り立っている。「お金」が人を幸せにし、社会を作っているのではない、という視点を持つことで、現代の日本の見え方が大きく変わる。国の借金とは、過去の様々な政策により国民へ流れていったお金であり、現在は、国民の貯金として蓄積されている。2023/08/31

十川×三(とがわばつぞう)

50
良書。▼経済を、お金中心でなく、人による労働を中心にした考え方。▼効用が蓄積され、豊かで便利が行き渡った世の中になると、新たなモノは生まれにくくGDPは上がり辛い。▼株式投資の99%はギャンブル。▼お金は増減せず、移動しているだけ。▼米にある日本の純資産は364兆円。▼「僕たちの輪」を意識する。働く人の存在に感謝をする。2023/04/08

禿童子

35
お金の出入だけに目を奪われることが多いが、金銭とは貸し借りの証文に過ぎない。その貸し借りとは実は「他人に働いてもらうこと」。家庭内の料理にお金を払う必要は無いが、外食するときはお金を払う、つまり、他人に料理をこしらえてもらうという労働の対価としてお金を払う。著者のいう経済の羅針盤を通して見ると物事がシンプルに理解できる。政府の借金が1000兆円になっても日本がつぶれない理由や、年金問題の世代格差や少子化問題も、明快に説明している。カネしか見ないと本質を見誤るという指摘に大いに合点した。一読をお勧めします。2023/10/29

ta_chanko

30
「お金のむこうに人がいる」のタイトル通り、お金を中心に経済を考えるのではなく、人を中心に社会全体について考えていく内容。お金を払う=人に働いてもらう。個人や企業の貯金の裏には、国家の借金=国債がある。貿易黒字があれば、外国の人に働いてもらえる。ハイパーインフレ=モノ不足=労働の不足。お金を刷りすぎると、働く人がいなくなる。お金は人体を流れる「血液」ではなく、社会に行き渡る「水」。2022/07/06

29
「専門家が専門用語を使うのは、相手をごまかそうとするときだ。自分をごまかしながら考える人はいない。経済の話が難しく感じるのは、決してあなたのせいではない」。この言葉に信頼をおき、スタートラインに立った。第一部でお金への過信を打ち砕き、第二部では人を中心に経済を考える。最後に、お金ではなく人を中心に、社会全体の問題の本質を考える。本書が他の経済の本とちがうところは、専門用語や難しい数式が一切使われていないところだ。難しそうに思えるお金や経済の話が、その向こうにいる働く人を中心に、分かりやすく説明されていた。2022/02/24

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