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ハーバード・ビジネス・レビュー編集部[ハーバードビジネスレビューヘンシュウブ]
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DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部[ダイヤモンドハーバードビジネスレビューヘンシュ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Micky
6
この歳になっても学ぶことは多い。同一テーマの論文を10本も読めば自ずと気付く事を知った次第。ハーバードビジネスレビューに掲載されたイノベーションに関するドラッガーから30年にわたる論文。 結論から言うと「組織論であり経営論につきる。」コミニュケーション、組織の壁、集中した資源投入、人材活用、仮説検証、客観的な企画判定、などなど。 なんのことはない、イノベーションに焦点を当てるまでもなく企業として望ましい組織を作ることと意味が被ってくる。要は基礎、土台をちゃんと作れ!簡単にまとめてしまってすみません。 2018/11/16
人工知能
5
これも面白かった。イノベーションに関する論文が10本。特に財務分析がイノベーションを阻害するものと、逆損益計算書を作成し新規事業を進める上での仮説と拘束条件をリストアップするものの2つが興味深い。前者はDCF法で見るとDo nothing計画では現在の事業は競争力を失っていくため現状維持ではなく非線形に業績が悪くなっていくことを考慮すべきであること。後者は花王のフロッピーディスクの事例のように、あげるべき利益率から売り上げを出し、そこから必要なシェア(すなわち販売数)を出す事で拘束条件を把握できる。2018/09/24
まめタンク
4
2019年263冊目。 イノベーションを要約すれば、世界のどの点に注目するか?という事だと思います。さすが、お堅い論文集だけあって難しいです。2019/10/27
xiaoye
3
実ビジネスで直面している問題の解決に繋がるヒントがいっぱい。ただ、そのヒントを掘り下げるという新たな課題が生まれた…2018/10/20
らる
2
イノベーションについて知っておくべきことをまとめた論文集/イノベーションは、起業家に特有の機能である。天才のひらめきから生まれるものは少数で、ほとんどのイノベーションは7つの機会の体系的探究からもたらされる/イノベーションを生み出すには、新しいアイデアを探す範囲を広げること(全社員が参加)。厳しい管理と硬直した組織構造を緩める。イノベーションの推進責任者と既存事業の連携を改善すること。コミュニケーションとコラボレーションのスキルを磨くこと2023/10/29