• ポイントキャンペーン

明日を生きるための教養が身につく ハーバードのファイナンスの授業―ハーバード・ビジネス・スクール伝説の最終講義

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478104026
  • NDC分類 338
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ファイナンスや金融には人間の生き方を変える力がある――価値とリスクを見通すファイナンスは、そのまま人生に活かせる!

イントロダクション ファイナンスと善き人生の関係について
第1章 人生はルーレット、確率で理解できても結局、ままならない
第2章 人生というリスキー・ビジネスをどう渡っていくか
第3章 人間の価値とファイナンスの価値
第4章 人間は、本当は誰のために働いているのだろう
第5章 おカネのない恋愛、ファイナンスなき合併
第6章 夢を生きるためのレバレッジ
第7章 失敗の責任と倒産のファイナンス
第8章 なぜみんなファイナンスが嫌いなのか

ミヒル・A・デサイ[ミヒル・エー・デサイ]
著・文・その他

関 美和[セキ ミワ]
翻訳

岩瀬 大輔[イワセ ダイスケ]
解説

内容説明

世界的権威が数式やグラフを使わずに語る、ファイナンスの基本原理と、充実した人生を生きるためのノウハウ。ハーバード・ビジネス・スクールの卒業生に贈られた名講義が待望の書籍化!ファイナンスは自分の将来を見つめる力だ!

目次

INTRODUCTION ファイナンスと善き人生の関係について
1 人生はルーレット。確率で理解できても結局、ままならない
2 人生というリスキー・ビジネスをどう渡っていくか
3 人間の価値とファイナンスの価値
4 人間は、本当は誰のために働いているのだろう
5 おカネのない恋愛、ファイナンスなき合併
6 夢を生きるためのレバレッジ
7 失敗の責任と倒産のファイナンス
8 なぜみんなファイナンスが嫌いなのか

著者等紹介

デサイ,ミヒル・A.[デサイ,ミヒルA.] [Desai,Mihir A.]
ハーバード大学教授。ビジネス・スクール(経営大学院)でファイナンスを教え(みずほフィナンシャルグループ教授)、ロー・スクール(法科大学院)では税法を教える。インドで生まれ、香港とアメリカで育つ。ビジネス・スクールの学生時代には上位5%に与えられるベイカー・スカラーに輝き、その後フルブライト奨学生としてインドに留学。ハーバード大学で政治経済学の博士号を取得した。経済と金融の評論家としてメディアにもたびたび登場。コーポレート・ファイナンスから公共政策まで、幅広くコメントしている。ファイナンスという難科目を担当しているにもかかわらず、2001年にはビジネス・スクールで教える優秀な教師を表彰する学生協会賞を受賞するほどの人気教授である

岩瀬大輔[イワセダイスケ]
AIAグループ経営会議メンバー兼グループCDO(チーフデジタルオフィサー)。ライフネット生命保険株式会社取締役会長。1976年埼玉県生まれ。1997年司法試験合格。1998年、東京大学法学部を卒業後、ボストンコンサルティンググループ等を経て、ハーバード大学経営大学院に留学。同校を日本人では4人目となる上位5%の成績で修了(ベイカー・スカラー)。2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げ、2013年より代表取締役社長、2018年6月より現職。同年7月より18カ国に拠点を有するアジア最大手の生命保険会社であるAIAグループ(香港)に本社経営会議メンバーとして招聘される

関美和[セキミワ]
翻訳家、杏林大学外国語学部准教授。慶應義塾大学卒業後、電通、スミス・バーニー勤務を経て、ハーバード大学経営大学院でMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経て、クレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

19
これまで生命保険に支払った掛金は何百万円にもなる。死亡すればウン千万円が遺族に残ったが、幸い貰うこともなく今に至り、子供らも自立し、転職もしたこの機会に大きく見直した。もったいなかったなとも思うが、会社の同期32人中2人が現職で亡くなっているのでリスク回避策としてやむを得なかったか、掛金を払えるだけの給料をもらっていたんだからなと思おうとしながらも、あの外車が買えたなとか、たまに思い出しては悶々とすることもあったが、この本を読んで何か憑きが落ちた(笑)。リスク対応や資産の分散運用について再考できた、ような2019/07/25

はるわか

9
資産価格の基礎になる問い「この世界に遍在するリスクにどう取り組むか」。保険がファイナンスの核。/プリンシパル-エージェント問題:経営者は必ずしも株主の望みどおりに動かないし、株主はそんな経営者をコントロールできない。それが企業統治の問題であり、現代の資本主義の根本問題。2022/06/23

ki-luck

7
外国為替に関連する本を読んだり、自分で考えているうちに、金融商品って世間が思ってるより特殊じゃないのでは?と疑問が浮かんできた。それの答えを提示してくれるような本。難しく考えている人に、できるだけ身近な例えで説明するときに役立つ。2021/10/06

紫の煙

7
ファイナンスが難しい数式と金融工学を駆使したものだけでなく、生き方そのものだと教えてくれる。最後に紹介されている、「おお、開拓者よ」を理解できただけでも良しとしよう。2019/07/15

ぽりま

7
文学を題材にファイナンスの考え方(保険、リスク分散、投資、合併等)が、人生を生き抜くための知恵として活用できるものであることを説明した書。それは、金融と人生はともに、自分の力ではどうしようもない不確定な外部の影響(=リスク)とどう付き合うかという点を主要課題としているから。自分のように意志があれば何でもできると思っている人には過信を諌め、人生をどう生きるか迷っている人には自分を客観視するきっかけを与えてくれる本だと思う。後半になるに連れて内容がやや薄くなるようなきが。2019/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13240663
  • ご注意事項