出版社内容情報
上阪 徹[ウエサカ トオル]
著・文・その他
内容説明
巨人はなぜ蘇ったのか?どんな未来をつくろうとしているのか?「ポスト・スマホ時代の覇者」と目される最強企業の全貌。
目次
1 12万人の10兆円企業をゼロから作り替える―全盛期を過ぎたと思われた巨大企業はなぜ蘇ったのか
2 知られざる最強企業の全貌―未来の震源地に集まる世界最高の頭脳たち
3 AIを最もスケールできる会社―「AIの民主化」ですべての人の仕事と生活を変える
4 未来を激変させる驚異の発明―無限の可能性を秘めた破壊的テクノロジー「MR」の秘密
5 驚異的な生産性を実現する仕組み―なぜ少ない人数でより多くの仕事ができるのか
6 ポスト・スマホ時代の覇者―AI、MR、ビッグデータ、ワークプレイス…すべてつながる働き方の未来
著者等紹介
上阪徹[ウエサカトオル]
1966年、兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年にフリーランスとして独立。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに雑誌や書籍、webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける。これまでの取材人数は3000人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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maimai
9
いわずと知れた世界最強の企業Microsoft。日本のオフィスが変化のないビルなのに対してMicrosoftのオフィスは大学のキャンパスのよう。更に社食は様々な国の料理を取り入れて常にinnovationとglobalの視点を取り入れて仕事をしている模様。世界のIT企業の躍進で日系企業もglobal化の是非を問いただされていますが是非参考にしたいですね。ゲイツからナデラそれぞれのCEOに特性はありますが、一貫してるのは社員の創造性を最大限にすること。帝国Microsoftの全貌が映し出されます。2020/08/18
tkokon
6
【世界観・共感・インパクト】マイクロソフトは「いつの間にか」生まれ変わったといのが外からの印象。Office売り切りビジネスから、ネットのサブスクリプションにするりと生まれ変わりSurfaceのような提案もする。○「ミッション」「世界観」「アンビション」。世界観というのが新鮮。株価を下げたゴリゴリ営業マンと思っていたバルマー氏の印象も変わった。(会社の変身を陰で仕込んでいたのだ。)○目標制度も「達成度」ではなく「インパクト」。共感やストーリーに基づくマネジメント。●再び世界に賞賛される企業になった印象。2020/10/02
シノケン
6
マイクロソフトは自分も昔ながらのレガシーな企業だと思っていたが、この本を読むとどこよりも働き方改革を進めチャレンジングでイノベーティブな会社という印象を受けた。 ビジョンという言葉が度々挙げられたがマイクロソフトが顧客と関わりながらどのような世界観を感じ、これから世界を創り上げていくのか楽しみにさせてくれた。 2019/08/18
ninn.atsu
6
マイクロソフトは、Windows の会社というのはもう少し先の世界になると知らない人も出て来るようになるのかもしれないなぁ。特にLinuxに対応していく姿勢や、最近ではオープンソースへの寄与など、本当にすごい変革の会社だと思う。これだけの変化を起こせる会社はおそらく今後もどんな変化にも対応していくだけのパワーを秘めているのだろう。日本ではあまり知られていないので、皆さんにこの事実をもっと知ってもらいたいと思いました!2018/09/29
M
4
Microsoft Researchの存在は知らなかった…ただ、ナデラ氏の掲げたミッションが以前より分かりやすくなったこと、大きな会社だからこそ、前回と違う新しい風や「変わった」と思えることが大切なことが伝わってくる。AIの活用の方向性の一つに、人間が伝えにくいこと不正の指摘などを、AIに実施させるというのは、ナルホドと思う発送。2019/02/11