知的創造の現場―プロジェクトハウスが組織と人を変革する

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  • サイズ B5判/ページ数 142p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784478082799
  • NDC分類 525.1
  • Cコード C0052

内容説明

名車BMWを生み出す先進的創造空間の設計者が証明するコミュニケーションを革新する新しい「会社のカタチ」。

目次

1 組織構成と空間構成
2 イノベーションの喚起するプロセス(コミュニケーションのタイプ;組織構成の進化;製品開発プロセスの「トランペットモデル」と空間構成)
3 コミュニケーションの流れと空間構成(空間構成が果たす役割;コミュニケーションを妨げる空間構成の例;スチールケースの事例;コーニングの事例)
4 さらなる「気づき」へ(「コミュニケーションの重心」と「気づき」;コミュニケーションの重心を近づけるには;シュコダの組立工場:クオリティー意識の向上;ミュンヘン工科大学―学びの場と「気づき」)
5 2つの管理ツールの併用(BMWプロジェクトハウス(ミュンヘン)
まとめ)

著者等紹介

アレン,トーマス・J.[アレン,トーマスJ.][Allen,Thomas J.]
マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン・スクール・オブ・マネジメントの経営学教授(Howard W.Johnson Professor of Management)ならびにMITシステムズ・エンジニアリング・ディビジョンのエンジニアリング・システム教授。MITではリーダーズ・フォー・マニュファクチャリングとシステム設計・管理の両プログラムの共同ディレクターも務める。技術とイノベーションのマネジメントを専門とし、組織構成と行動の関係について研究している。技術移転においてテクノロジカル・ゲートキーパーが果たす役割を明らかにしたほか、建築施設のレイアウトがコミュニケーションに及ぼす影響の定量化も手掛けている。国際的な技術移転、技術プロフェッショナルに対する報酬システム、組織構成がプロジェクトのパフォーマンスに与える影響などについても造詣が深い。このほか、複数の業界についてプロジェクト管理の長期的な研究を行っている。著書Managing the Flow of Technology(MIT Press,1984)は、テクノロジー組織内でのコミュニケーションの実態についての先駆的な研究として知られる。著作は学術界の内外を問わず広く引用されている

ヘン,グンター・W.[ヘン,グンターW.][Henn,Gunter W.]
ドイツの著名な建築家で、1978年にヘン建築設計事務所を設立。同社はミュンヘンに本社を置き、ベルリンにもオフィスを構えている。ヘンはドレスデン工科大学の建築学教授で、MITスローン・スクール・オブ・マネジメントおよび建築学部の客員教授も務める。斬新な建築施設を数多く設計しており、代表作はミュンヘンのBMWグループ研究開発センター、ヴォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン(VW)のテーマパーク「アウトシュタット」、ドレスデンにあるVWのガラス張り工場、チェコ共和国のシュコダ組立工場、ミュンヘン工科大学機械工学部など

糀谷利雄[コウジタニトシオ]
1944年生まれ。1982年より日揮(株)に勤務。現在第2プロジェクト本部プリンシパル・アーキテクト。日揮(株)において研究所および産業施設のエンジニアリングに従事している。特に研究開発施設に関しては研究生産性促進のための運営、組織、プロセスのデザインのソフト・ハードに深い知見をもち、真に研究者の立場に立った建築空間設計を提唱。一級建築士

冨樫経廣[トガシツネヒロ]
1950年生まれ。1973年日揮(株)入社。その後海外プラント建設を経験後、国内産業施設系のプロジェクトマネージャーを歴任し2001年理事就任。2007年退社し、(株)シーエムプラスを設立し代表取締役就任。産業系施設に特化したプロジェクトマネジメントおよびコンストラクションマネジメントサービスを提供。一級建築士およびProject Management Professional(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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