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内容説明
ホワイトハウス・フェローとは、1年間、アメリカ政府の最高レベルで働きながらリーダーシップを学ぶ特別プログラムである。“リーダーシップの博士課程”とも呼ばれるプログラムの全貌を元フェロー200人への取材で明らかにする。
目次
第1部 「ホワイトハウス・フェロー」プログラム(ホワイトハウスへの扉;フェロー制度の誕生;フェロー修了後も続く、強力なコネクション)
第2部 フェローが学んだリーダーシップ(コリン・パウエルの、部下を感動させるほんの少しの心遣い;正しいと信じることのために毅然とした態度を取れるか?;ブッシュ大統領の決断力とブレない力 ほか)
第3部 ホワイトハウス・フェローになるには(厳しい選考プロセス;フェローの仕事;フェローの教育プログラム)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2023/12/25
キミ兄
0
フェローの成功譚。フェローであることとの関連性がイマイチ不明確。高官の人柄などの描写は読み応えあり。☆☆☆。2010/09/01
Tsutomu Yamamura
0
ホワイトハウス・フェローとは、若者に国を統治するプロセスを経験させ、社会を導くとはどういうことかを実感させることを目的に、ホワイトハウスの高官とともに政府の最上層で一年間働く機会を与えられるというもの。世のインターンとはレベルの違う世界最高峰の人材育成プログラムのようだ。その選考プロセスは厳しくて、少数の超優秀な人だけが選ばれる。フェローの1年を終わっても、そのままホワイトハウスに残って仕事をし続ける人もいるらしい。そのぐらい優秀だということでしょう。そこでの経験と人脈はその後の人生を一変させるそうだ。2013/12/02
koji
0
ホワイトハウス・フェローとは、40年以上続く「厳しい試験で選抜されたエリート10数人が政府要人と1年間行動を共にしリーダーシップを学ぶ研修プログラム」です。ジョンソン大統領は北爆で不興をかこちましたが、これはすぐれた業績です。とりわけコリンパウエルのコミュニケーション論は傾聴に値します。いかにもアメリカ人らしいエリート教育で日本では難しいと思いますが、厳格な選抜試験は見習うべきものと思います。2011/01/20
tiki
0
この制度がアメリカの優秀な人材を育てているという事実以上に、将来のエリート候補中のエリート候補を厳選しているという事実がとてもアメリカ的で印象的。一般的な若者や市民とは程遠い場所で、将来国を背負って立つ若者が政治の最前線で教育されているという点は、日本も参考にできると思うが、はたしてうまくいくだろうか。ホワイトハウスでできるような経験を、日本の政治の中心は提供することができるのか。甚だ疑問だ。2010/09/20