消費税は0%にできる―負担を減らして社会保障を充実させる経済学

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消費税は0%にできる―負担を減らして社会保障を充実させる経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478009840
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C0033

内容説明

「消費税引き上げ」に反対する者は非国民なのか?偽装財政危機に騙されるな。日本復活5カ年計画200兆円で、社会保障費の増加と消費税減税が賄える。

目次

序章 なぜ政府は消費税引き上げに狂奔するのか
第1章 国民はこんなに騙されている
第2章 こんな愚策は絶対に許してはいけない
第3章 消費税は引き下げられる
第4章 「財政の罠」に陥る三つのドグマ―「小さい政府」「均衡財政」「消費税病」
第5章 「社会的共通資本」の拡充が国を救う

著者等紹介

菊池英博[キクチヒデヒロ]
1936年生まれ。1959年、東京大学教養学部卒業(国際関係論・国際金融論専攻)。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)へ入行。本部と内外営業拠点で国際投融資の企画と推進、銀行経営に従事。ニューヨーク支店外国為替課、ミラノ支店長、豪州東京銀行取締役頭取などを歴任。American Biographical Institute “Man of The Year 1990”受賞。1995年から文京女子大学(現文京学院大学)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

29
三橋貴明氏と主張しているところがほぼすべて重なる。三橋氏も大きく影響を受けた経済学者か。使っているデータもまた独自でわかりやすい。誰がどのような発言をしたのかいちいち引用をつけて紹介しており、さすが学者様だと思った。今後も著者には注目していきたい。今まで知らなかったのが不思議なくらい自分の考えと一致しているし、補強さえしてくれた内容。財源をしっかり指し示しているしているところが尚良い。2018/04/04

壱萬弐仟縁

23
表紙見返しによると、増税は法人税引き下げのため。社会保障のためならず。引き上げれば20年デフレ、国民所得半減(012頁~)。8%に上がる前の2009年に出た本だが、既にスタグフレーションだと思われる。海外では日本が財政危機だと思っている人はどこにもいない(039頁~)。 財務省とマスコミの洗脳にまんまと引っかかっている国民が多過ぎるのだ。 安冨歩教授の東大話法で検証してみるがよい。フリードマンの経済学は似非経済学と筆者は批判する(057頁)。  2014/10/04

Riopapa

4
三橋氏や上念氏が言っていることは全て入っている感じ。2009年の時点でここまで消費増税が必要でないことが明らかになっているのに,結局,増税とは。安倍首相に読んでほしかった。2013/10/25

Humbaba

4
日本の消費税率は,他の国と比べて低い.そのような言説が流布されている.確かに税率の数字だけで見ればそれは間違っていない.しかし,負担率や,控除されている品目などを考慮すれば,日本は決して負担の小さい国ではない.2012/03/19

Eiki Natori

3
自民支持者だけでなく、立憲支持者のコアになる人達が将来の社会保障財源として、安定財源として消費税が必要と主張している。時には北欧の税率を引き合いに出す。 それらのまやかしを分かりやすく紐解いてくれる一冊。10年以上前の本だが、まさか消費税が二倍にされるとは。その結果何が起こっているかを見れば、この本の記載していることの正当性が見えてくる。 何故、消費税を無くすべきなのか。消費税減税反対派を論破したいのであれば、是非読むべきだし、広げていくべき本である。2020/09/06

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