アンディ・グローブ〈上〉修羅場がつくった経営の巨人

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  • サイズ B6判/ページ数 378p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478004425
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

インテルを創業したグローブは、ハンガリーから亡命してきた移民。苦難を乗り越えた経験が、強靭な経営者を作り上げた。変化が激しいシリコンバレーでインテルは何度も重大な意思決定を迫られる。それらを考え抜き、果敢に針路を決めたのがグローブだ。彼の稀有な経験と通し、経営の真髄とシリコンバレー発展の歴史を描く。

内容説明

インテル創業者の波乱に満ちた半生。

目次

祖国ハンガリーへの凱旋
第二次世界大戦とグローフ一家
スターリン体制の影
新天地アメリカ
仕事漬けの日々―フェアチャイルド時代
波乱の船出―インテル創業
才能の結集
長く険しい道のり
一九八六年のアンディ・グローブ―仕事とプライベート
「死の谷」
パソコンに活路を見出す
「インテルおそるべし」

著者等紹介

テドロー,リチャード・S.[テドロー,リチャードS.][Tedlow,Richard S.]
ハーバード・ビジネススクールの事業管理担当教授。専門は経済史・経営史。著書に、Giants of Enterprise(『ビジネスウィーク』の2001年ベストブック受賞)などがある。『ハーバード・ビジネス・レビュー』『フォーチュン』ほか多数の雑誌、専門誌にも寄稿している。マサチューセッツ州ニュートン在住

有賀裕子[アルガユウコ]
東京大学法学部卒、ロンドン・ビジネススクール経営学修士。企業勤務の後、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanaoka 56

5
インテル創業者(ノイス、ムーア、グローブ)の一人。第2次大戦下の過酷なハンガリーでの生い立ちで獲得した、苦悩、不安、恐怖を客観的に活用する能力をビジネスにおいても適用し、自らをビジネスのシステムと化して効率的に厳格に働いた。企業の本質は利益と株主価値にある、という分かりやすい規律、それに基づく自己管理。また、経営においては、技術の優位性、洞察力・戦略だけでなく、マネジメントの重要性をうったえる。 2016/03/06

0
上巻は生まれ育ちからインテルのCEOになった時まで。時代の背景についても細やかに書かれていて、非常に読みやすかった。ハンガリーの歴史も勉強になったし、Windows95以前のコンピュータ業界の事情、背景についてもある程度理解できた。2012/11/19

n-mochizuki

0
言わずと知れたインテルの経営者。半生というか、全人生が半端ない。本人の豊かな才能はいうまでもなく、この人も尋常じゃないほどハードワーカーだったことが垣間見えます。インテル、間違いなく世界を変えた企業。半端ないハードさだとは思いますが、こういう企業で情熱をもって働けるのは幸せなことでしょう。スマートデバイスが蔓延りつつある昨今、インテルの動向は興味深いです。2012/08/11

gabrielpeter

0
正直言って長く冗長。歴史的背景から生い立ちを書いているが、グローブ氏の考え方を解説するのに著書を引用することが多く、著書を直接読んだ方が良い気がした。下巻は手にとりませんでした。2010/05/18

Yoshi

0
アンディ・グローブの生い立ちから知ることができて興味深かった。中でも、仕事に対する厳しさや恐怖心は学ぶところが多かったように思う。下巻もぜひ読みたいと思った。2010/02/06

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