内容説明
解けない問題を「解けるカタチ」に変える!ビジネス・ブレークスルーの大人気講座をベースに、ファシリテーションの第一人者が実践的なスキルとマインドを解説。
目次
講座1 ファシリテーションとは何か?―解けない問題を「解けるカタチ」に変換する
講座2 プロセスをデザインする―集団思考の落とし穴に陥らないために
講座3 共感を得る、場をコントロールする―ファシリテーションのEQ的側面
講座4 クリスタルシンキング―ファシリテーションのIQ的側面
講座5 ビジョンに向かって進む―力の場を分析する手法
講座6 合意形成と危機への対応―日々の打ち合わせの中でのファシリテーション
講座7 風土改革、組織変革のファシリテーション
著者等紹介
森時彦[モリトキヒコ]
1952年、大阪生まれ。大阪大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒。工学博士(PhD)、経営学修士(MBA)。神戸製鋼所を経て、GEに勤務。製品開発・マーケティング部門のリーダー、日本GE役員などの要識を歴任。その後、テラダイン(日本法人)代表取締役を経て、(株)チェンジ・マネジメント・コンサルティング代表取締役として活躍するかたわら、2007年7月、中小企業の成長促進・事業承継に重点を置いた投資会社、(株)リバーサイド・パートナーズの代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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非日常口
28
個人的に、日本人相手のやりとりにおいて、大前提はカタカナ言葉はなるべく避けることだと思っているので、そこだけ現実の場で使う時には気をつけたい。PAや興奮気味の相手への対応の仕方、全体的になんとなく平均値ではダメそうな感じでも、個々の要素を可視化していく過程そのものを共有していくことが重要なのだということはよくわかった。自分が作ったものは人間誰でも可愛くみえる。閉塞的な空気になった時に、どう視点を切り替えるかなど、参考になった。フレームワーク全部は覚えられないので、使いそうなのだけまずはピックアップ。2016/04/01
ふ~@豆板醤
15
3。解けない問題を「解けるカタチ」に変換する、ファシリテーターは必ずしも課題について最も詳しい人間とは限らない、プロセスをデザイン・場をコントロール・触発する・合意形成、、違う見方・捉え方を示すことができるよう柔軟な思考も大切かなと。2019/08/06
Anzu
4
サクッと読めて分かりやすい。すぐに実践できるフレームワークが沢山あるので、読むときは付箋とマーカーが必須です。2021/05/10
駿ばぱ
3
この本を読みながら、会社にまだ在籍していた頃の部下や同僚達とのやりとりをものすごく残念だったなぁと感じています。あの時分にもう少しファシリテータティブなやりとりを意識できてあたならば、チームとして別の機能を引き出せたような気がして。。。まぁ、勉強よりも実践なので、この本で読みかじったことを、様々な場でやってみたいなとも思います。まずはそういう機会を作っていきたいって感じですかね。、2015/11/21
エンジョイランナー
2
ファシリテーションのスキルが書かれた本。会議をゴールに導く為にはスキルだけではなく、マインドも重要だとわかった。コンフリクト発生時の対処法は大変参考になった。2022/09/30