3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 379p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478001172
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

2020年までに、日本は、中国、統一朝鮮とともに儒教圏ブロックを結成する。人類史の深層潮流を解明し、大胆に未来を予測する衝撃の書。

目次

何が歴史を動かすのか
第1部 原理(時代を支配する社会階層は何か―「カースト・モデル」;女性的か男性的か、それが問題だ―「性モデル」 ほか)
第2部 時代(宗教が人生を支える世界観―「精神・宗教の時代1」;戦争こそ生きがい―「戦士の時代」 ほか)
第3部 近未来(明日の覇権を手にする国々;儒教圏ブロックがナンバー1に君臨する理由 ほか)
第4部 最後のカースト(宗教から精神への転換―「精神・宗教の時代2」;宗教ベルトの台頭―イスラエル、インド、イスラム ほか)

著者等紹介

トーブ,ローレンス[トーブ,ローレンス][Taub,Lawrence]
歴史家・未来学者。1936年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。ニューヨーク大学、ソルボンヌ大学で歴史学、政治学、フランス語を学ぶ。最近まで20年ほど日本に滞在していた。10ヵ国語を話す

神田昌典[カンダマサノリ]
上智大学外国語学部卒。外務省経済局に勤務後、ニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。その後、米国家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。『GQ JAPAN』誌で、日本一のマーケターに選出される

金子宣子[カネコヨシコ]
津田塾大学卒。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)、日本IBM勤務を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

11
この本のように世界を分析する方法は面白かった。ただ、それに至るまでの知識が足りていないので、もっと勉強してから再び読みたいと思う。2016/10/09

あちゃくん

4
「性差」「年齢」「カースト(社会階層)」の3つの原理で読み解く、過去・現在・未来。広い視野で人間世界のBIG PICTUREを描いています。彼の予測する通り、儒教圏ブロックが形成されるか、宗教ベルトが覇権を握るかどうかはまだ分かりませんが、その可能性は、きちんと頭の中に置いておこうと思います。今後の著作の中で、何が時代の流れに加速度をあたえているのか、もしくは何が臨界点に達すると時代が動くのかなど、時代の動き・スピードを規定する要因について、彼なりの考え方が聞ければいいなと思ってます。2012/03/18

こうじ

2
面白かったです。地球上の大きな流れをセックス(性)・年齢・社会階層(カースト)という3つのモデルで分析し、過去から現在までの流れと、そして未来予測に繋げて行く本。斬新な未来予測論で、好き嫌いはあるかもしれないけど、世の中を見るときの新しい観点・視点に気づかされる本。2016/10/12

aeg55

1
第2部辺りまでは、話を容易に飲み込めない 3つの原理と言いながら多数で様々な"軸"が登場するから 無数の人々が数千年も織りなしてきた社会を一気に標榜するのであるから当たり前であろう "原理"という和訳とカーストという言葉のニュアンスが日本語と英語と違うことにも由来するかもしれない しかし、今(20年位前)から近未来(現在)の話に移ると印象は一変する 企業経営者も労働者カーストであるなら今まさにその時代 そして宗教化の兆しも現れてきている 人の未来を等身大で期待できると思わせてくれる本だった2017/05/11

ノメ

0
カーストとその階層のグループが時代を順次席巻していくのはよく理解できるが、その他のモデルは?2017/10/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/770
  • ご注意事項

最近チェックした商品