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内容説明
日本の女子なら誰もが知ってて÷誰も知らない謎の広告マンガ「日ペンの美子ちゃん」研究白書。
目次
初代美子ちゃん（モテモテ美子ちゃん・秘密の恋愛術；本命恋人！中川君の研究 ほか）
２代目美子ちゃん（幻の美子ちゃん見つけた！！；幻の２代目作者「森里真美」とは？ ほか）
３代目美子ちゃん（ワープロ業界からの刺客？；イケてない学園生活 ほか）
４代目美子ちゃん（美子ちゃん、「負け犬組」に転落！？；過激ダイエットの春秋 ほか）
著者等紹介
岡崎いずみ［オカザキイズミ］
かつてはマンガ家を目指したが、新人賞に落選すること１７回にして断念。以後、女性雑誌の企画モノ記事・少女小説・マンガ原作などを手掛け、１９９１年『磯野家の謎』の大ヒットをきっかけに、構成作家に。東京都出身。作家集団・有限会社ポチ所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
66
読メで見かけ、懐かしすぎ！ と飛びつく。美子ちゃんは初代から4代目まで代替わりしており、描いていた漫画家さんも違うとは。こうして改めて見ると、時代を映す鏡に思えてくるが、どちらかというと実社会ではなく少女漫画の世界の中の時代、縮図的な印象だ。そんな当時の少女漫画の思い出に浸っているところに、途中挟まる相川七瀬さんの話で、岡田あーみんに触れていてテンション急上昇→急降下。漫画家引退したとは知っていたが、芸能人が連絡取ろうとしても無理とは…。ああ、美子ちゃんとあーみんは私にとって分かち難い思い出だったのか…！2021/05/12
猫丸
16
2004年刊行当時は四代目美子ちゃん後の一時休止期にあたっていたようで、本書巻末には「復活希望」とある。その後五代目が続き、現在は六代目美子ちゃん活躍期だ。作画担当が交代することにより代替わりが発生するシステムであり、読者世代により記憶にある美子ちゃんが異なるわけだ。本書は四代目までの各個性を紹介する。キャラクターがこんなにも違うとは思わなかった。2021/05/10
G-dark
15
昔はよく雑誌の後ろの方に載っていましたよね、『日ペンの美子ちゃん』。この本は初代美子ちゃんから四代目美子ちゃんを紹介しています。美子ちゃんは襲名制だったんですね！「◯◯年の歴史を持つ日ペン」「先生方も超一流」「テキストがバインダー式で使いやすい」などとお決まりのセリフで日ペンを宣伝している漫画、歴代の美子ちゃんの容姿や性格の違い、家族や友達やボーイフレンドとの関係などについて解説し、それぞれの美子ちゃんの作者のコメントも掲載されています。時代の移り変わりと共に歴代の美子ちゃんたちも変わっていったんですね。2015/09/08
ぶんぶん
14
本、自体も懐かしいが延々とコミックでペン習字のＣＭしていたことが懐かしい。 初代は「中山星香」二代目「聖原玲音」とは誰も知らないだろうな。知る人知る広告漫画の金字塔、長い間「明星」の歌本のを飾っていた。（後にマンカ雑誌の裏表紙を飾る）ふと、懐かしく本棚から引っ張り出した次第・・・（笑） どの時代の美子ちゃんかで青春時代が判る？2014/02/25
ねこママ
11
(=￣m￣=)￣m￣=)￣m￣=)プププッ これ、面白かったです！美子ちゃんって4代目までいたんですねー。最初は3代目を覚えてるような気がしてたんだけど、妙に初代美子ちゃんが印象に残ってしまいました。そこは、やはり年代的なものなのかなぁ。子供の頃の少女漫画って、こんな感じだったなと思ったもの。あと、初代・2代目・3代目美子ちゃんが一堂に会する回の漫画が載ってたのは貴重かも！それにしても、3代目は思いっきりギャグマンガですなぁ。しかも、とほほなオチ。いやあ、笑わせて貰ったわ。楽しかった。2014/01/24
