藤森照信×山口晃 日本建築集中講義

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藤森照信×山口晃 日本建築集中講義

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784473038852
  • NDC分類 521.8
  • Cコード C0070

出版社内容情報

時に大マジメに、時にユーモアたっぷりに、藤森照信センセイと山口晃画伯が、日本の名建築の魅力を語る対談&エッセイ漫画。

〈ヘンな建築好きの建築家・藤森照信センセイと平成の絵師・山口晃画伯の建築談義〉
〈“なんかヘン” 専門の二人が日本建築を見たら……?!〉

先生役に路上観察的視点をもつ建築家・藤森照信氏、聞き手兼ツッコミ役に気鋭の画家・山口晃氏。その二人が、「集中講義」の名のもとに日本各地の名建築を見学し、発見や建築の魅力を語り合います。建築の魅力はもちろん、見学のさなかの珍道中や二人の愉快な妄想など、対談と山口画伯のエッセイ漫画とでたっぷり伝えます。時に大マジメに、時にユーモアたっぷりに、教養と雑談を交じえつつ繰り広げられる二人の掛け合いはまさに「爆笑講義」。寺社、茶室、城、住宅……知っているようで知らない日本の伝統建築の魅力を、二人の独特の視点から再発見!

【著者紹介】
建築家・建築史家

内容説明

先生役に路上観察眼をもつ建築家・藤森照信氏、聞き手に平成の絵師・山口晃氏。その二人がニッポン各地の名建築13件を見学してあれやこれやを発見したり、建築の魅力を語り合う対談&エッセイ漫画。脱線上等?!愉快な妄想も暴走?!時に大マジメに、時にユーモアたっぷりに、眼のつけどころが違う二人が伝統建築の魅力を再発見!

目次

法隆寺
日吉大社
旧岩崎家住宅
投入堂
聴竹居
待庵
修学院離宮
旧閑谷学校
箱木千年家
角屋
松本城
三渓園
西本願寺

著者等紹介

藤森照信[フジモリテルノブ]
建築史家・建築家。1946年、長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。近代建築・都市史研究の第一人者として活躍。工学院大学教授。東京大学名誉教授。86年、赤瀬川原平、南伸坊らと路上観察学会を結成。91年、神長官守矢資料館で建築家としてデビュー。自邸「タンポポハウス」や赤瀬川原平邸「ニラハウス」、茶室「高過庵」など、独創的な建築も手がける

山口晃[ヤマグチアキラ]
画家。1969年、東京都生まれ。群馬県桐生市に育つ。東京藝術大学大学院修士課程修了。大和絵や浮世絵の様式を織り交ぜながら、時にお茶目に時にシニカルに、現代の様相や人物、建物などを緻密に描き込む画風で知られる。国内外展覧会多数。2012年、平等院養林庵書院に襖絵を奉納。近年は、パブリックアート・新聞小説や書籍の挿画など、幅広く制作活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイランド

89
画伯山口氏をも凌駕する藤森センセーの奔放さ!建物だけでなくそこの空気まで感じる楽しい講義。こんな講義なら眠くならないだろう。行ったところはこんな見方もあったのかと驚かされ、行かない場所は是非訪れてたくなる。とはいえ本書に載っている場所の半分も観ていない事に気づかされ、死ぬまでに全部行く事が出来るのだろうかと、思わず残りの人生を指折り数えてしまう。投入堂等は、足が丈夫なうちじゃないと訪れるのも無理だろうしなあ。火野正平さんか「旅屋おかえり」に頼むしかないのかなあ。そんなことを考えつつも二倍お得な本でした。2018/07/12

コットン

78
二人の脱力系とも言える絡みと視点の違いが興味深い。三渓園は古建築のテーマパークというだけあって「聴秋閣」の屋形船建築なんか面白そう。また京都の島原にある揚屋建築の「角屋」も行ってみたい。日本建築は地味なようでいながらこれを読んでいると興味が湧く。山口画伯の画も味があった。2013/12/30

かっぱ

42
建築家(建築評論家)と画家が、飛鳥時代から昭和時代までの13の建築物を訪れて、あれこれ対談するという内容。藤森先生の「我が道をゆく」という一貫した姿勢と、山口さんのゆるさ加減が、いいコンビネーションを生んでいます。二人のお話から絵画や屋内の装飾も建築の一部であることがよくわかりました。圧倒的に関西の建物が多く紹介されていたのも、行きたくなる気持ちがそそられて、よかったです。2013/10/30

Tadashi_N

35
西洋建築は教会から、日本建築は寺社と民家から成り立つ。待庵は計算された不調和。2018/09/27

sofia

30
私の好きな藤森先生と山口画伯のかけあいがおもしろかった。あとがきにもあったが、赤瀬川氏もおもしろかったが、山口画伯もいい。行ってみたいところ多数あり。2015/05/05

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