愛ある眼―父・谷川徹三が遺した美のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784473018380
  • NDC分類 704
  • Cコード C0095

内容説明

有島武郎、和辻哲郎、志賀直哉、柳宗悦、岸田劉生らとの出逢い。美しいものへの探求心。現代に甦る、哲学の巨人のもうひとつの顔。

目次

古美術の話(古美術十話;山の家;山荘だより ほか)
思い出の人びと(東山魁夷、人と芸術;声;追憶、福田平八郎 ほか)
日々のたゆたい(ある彫刻家の話;壁画;博物館で ほか)

著者等紹介

谷川徹三[タニカワテツゾウ]
1895年(明治28年)愛知県常滑生まれ。哲学者。1922年、京都帝大哲学科卒。’28年、法政大学文学部教授となり、以後、東京国立博物館次長、法大総長などを歴任する。’25年の処女作『感傷と反省』以降、文芸・美術・宗教・思想に及ぶ広範な評論活動をおこなう一方、美術・骨董・茶道についても幅広い関心を寄せ執筆に取り組んだ。’62年、文化功労者。1989年(平成元年)没

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年(昭和6年)東京生まれ。詩人。’52年、処女詩集『二十億光年の孤独』は三好達治に絶賛された。詩作以外に、ラジオドラマ・舞台・映画の脚本、童話、翻訳の分野でも活躍
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感想・レビュー

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Mayu

6
お稽古で谷川徹三さんが話題にでて、気になって読んでみました。谷川俊太郎さんのお父さんということも知らなかったのですが…。いつもの読書と比べるとかなり難しく、出てくる画家さんや作品も全然わからず、Google先生に尋ねまくりでしたが、とても面白かった。東山魁夷さんなど既知の方に関する部分はとても共感できるというか、うまく表現できなかった印象を代弁してくれるような感じがしました。谷川さんが書生時代からどのように美術の世界に傾倒していったか、順を追って説明してくださり、まさに眼をひらいてくれるような書物。2017/02/12

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