内容説明
老人力・路上観察の達人、赤瀬川原平が秘境ブータンを激写ならぬ“軟写”。知られざるブータンの正体とは…。じんわり老人力の国、ブータン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tu-bo@散歩カメラ修行中
25
図書館で遭遇。 写真の色が、凄い。風景画もつ色なのか、カメラのせいなのか。 深い色に圧倒される。2015/10/13
なにょう
7
★ブータンとネパールとチベットが同じ…?みんなヒマラヤのまわりにあるけど、南側にあって緑豊かなところがブータンです。その写真集。さらに南には絶世の美女大国インドがあるので、ブータンでも美人が多いそうだ。鼻水垂らしたマルコメ味噌が美女になるって⁉︎★空が青くて自然が綺麗なのはもちろん、独特なお寺、仏画、踊り、面白い。★赤瀬川さんも亡くなられた。昭和天皇の大喪の礼。ブータン国王の民族衣装を身にまとい凛とした姿に感じいって、ブータンに興味を持たれたそうだ。2016/01/20
GOKU
7
20年来憧れてきたブータンに今月末行くことになったので、ひっぱり出してきて再読。といっても写真がほとんどなのでスラスラ読める。著者が旅行したのは1994年でちょうど20年経っている。首都ティンプーは変貌しているだろうが、ブータンの国策もあって他の地域はあまり変わっていないのではないだろうか。ブータンで一番価値があるのは自然より風俗より文化よりも人間である、と書かれている国。旅行がますます楽しみになった。2014/06/05
tama
5
図書館本 赤瀬川ファン 著者がブータンに行ったのは大喪の礼で国王をテレビで見て。同行は、著者の美学校からの師弟。企画に出版社が介在してない!写真に著者のコメントが付いてるがいつもの赤瀬川風。妙に同意し易い。著作になじみ過ぎたか、わし!?食堂の装飾絵画、日陰で遊ぶ親分子分、市場の脇に並んでた骨董品が好き。峠道の女性トイレは右側の白い建物なのか、やや左にある竹垣(背は高いがスケスケ)が目隠しの、ほぼ吹きさらし・実際には囲っていない露出型な場所なのか著者も詳細を調べなかったそうで不明。2020/06/30
Mari
1
写真がいっぱいで読みやすい。2012/01/25