内容説明
本書は、プライオメトリクスというトレーニング法について、さまざまなコンセプトから、実践的な情報、トレーニング法、そしてパフォーマンスの評価法までを提供する。全体的なプログラムのどこにプライオメトリクスを位置づければよいのか?どれくらいやれば十分だといえるのか?強度と量はどれくらいが適切か?もっとも効果的なエクササイズは何か?トレーニング計画を構成する原理を明らかにし、トレーニングとパフォーマンスのレベルアップに応じたエククサイズ系列の最適な段階を示している。
目次
第1章 プライオメトリクスの科学
第2章 プライオメトリクスの準備
第3章 プライオメトリクスのテクニック
第4章 下半身、脚、および股関節
第5章 体幹と上肢
第6章 種目別トレーニングのプログラム
第7章 長期にわたるパワーの養成
著者等紹介
長谷川裕[ハセガワヒロシ]
京都市生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。現在、龍谷大学経営学部教授。ペンシルバニア州立大学スポーツ医学研究室客員研究員(1997‐1998)
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感想・レビュー
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おとなり
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「プライオメトリクスは、爆発的パワーを養成するための特殊なエクササイズであって、一般的なフィットネスのためのエクササイズではない。高度に専門化されたものである。最大筋力と爆発的パワーの関係を改善するための全体的なトレーニング・プログラムにおいて、パワーを発達させるための他の方法と結びつけて用いるべきトレーニング法なのである。決してそれだけで完結するトレーニング法ではない。最大の効果を上げるためには、パワーを発達させるための他の方法と関係づけてトレーニングされなければならない。」(本書まえがきより)2016/04/13