運動指導の心理学―運動学習とモチベーションからの接近

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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784469265323
  • NDC分類 780.7
  • Cコード C3037

内容説明

従来、運動指導の場では、伝統的に実践や経験が重視されてきた。しかし、経験だけでは限界があり、理論を学ぶ必要があることは言うまでもない。それによって経験を正しく生かすことが可能になるとともに、効果的な指導法を新しく工夫し、生み出すことができるようになるであろう。本書は、指導力のさらなる向上に役立つようにとの願いで書かれた。指導者が質の高い創造的な指導活動をするための、基盤となる知識と理論を提供することをねらっている。内容は、「運動学習・指導」と「モチベーション」という2つのテーマで展開され、その2つを相互に関連させてわかりやすく記述した。

目次

第1部 運動学習と指導の心理(運動行動の構造から見た運動学習;運動学習の理論的背景―運動上達の仕組み;学習理論から直接導かれる練習・指導の原則;効果的な運動学習指導の展開)
第2部 モチベーションの心理(外発的動機づけ;内発的動機づけ;運動好きと運動嫌いの心理;目標設定と目標志向性;覚醒とメンタルトレーニング)

著者等紹介

杉原隆[スギハラタカシ]
東京教育大学大学院体育学研究科体育心理学専攻修了。東京教育大学体育学部助手・講師。筑波大学体育科学系助教授を経て現在、東京学芸大学教育学部教授。この間、同大学、附属幼稚園長。大学院連合学校教育学研究科博士課程 健康・スポーツ系教育講座主任。附属教育実践総合センター長を務める。日本スポーツ心理学会理事長。(社)日本体育学会副会長
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