感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
非日常口
18
ドゥルーズを読むにあたり概念をちょくちょく確認する。他の著書とマシニックに扱えればと思う。要再読。2016/07/13
dasobo
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直訳では「対話」とするところを「ドゥルーズの思想」という題。訳者の田村氏によれば、著作の内容が「思想の全容、彼の現時点での地理を明らかにしている」ことや、「対話」では何の本だかわからんといった理由からだという。田村氏は「共同執筆はすでに筆者であることをやめる一つの方法だ」という著作内の言葉を引いて懸念を表明しながらも、結局この題を採用している。自分がつけるなら「ドゥルーズ=になること」だろうか。でも、一見、権威臭がするし本人は絶対嫌だろうな。河出の「ディアローグ」がベストなのかな。2012/02/05