出版社内容情報
「名前とは何か?」――2300年もの間繰り返されてきたこの熱き議論に終止符が打たれた。若い読者のために書かれた西洋思想史のバックボーン。
内容説明
ソクラテスに始まり、2300年もの間、熱い議論が繰り返されてきた「名前とは何か」という問題設定は、ソシュールの一般言語学の成立をもって終焉する。若い読者のために書き下ろされた西洋思想史のバックボーン。
目次
言語思想史の素描―ソクラテスからソシュールまで
ソクラテス―名前の正しさ
アリストテレス―メタファー
聖書―言語の起源とその分化
ワッロ―言語の規則性
クインティリアヌス―言語教育
エルフルトのトマス―意味表示の様態
キャクストン―標準語の出現
ポール・ロワイヤル文法―言語と理性〔ほか〕
感想・レビュー
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