目次
1 はじめにエネルギーについて考えるきっかけは身近にある(北の大地の大停電が教えるもの;自然災害がなくても電力供給危機は起こる)
2 日本の社会を維持するためには、どれくらい電力が必要か?(現在はエネルギー新時代への分岐点;欠かせない5つの視点;電力の表し方;世界と日本のエネルギー事情;これからのエネルギーは環境を無視できない;電気自動車が環境に優しいかどうかは発電源次第;日本の人口はこれからどうなるのか?;将来、必要な電力はいかほどか?)
3 日本ではどれくらい電力を作ることができるのか?(地球上にあるエネルギー;化石燃料はなぜ有限なのか?;化石燃料の利用方法;化石燃料調達と供給の仕組み;世界が平和でないと化石燃料は手に入らない;原子力発電は持続できるのか?;自然エネルギーを利用した発電の現状;効率の悪いエネルギーでは経済的に持続できない;自然エネルギーの主力電源化に必要なこと;あとどれくらい自然エネルギーを導入可能か?;最低限知っておきたい電力システムの仕組み)
4 これからの日本のエネルギー(これからの電力をどうやって得ていくのか?;2020年から2050年に得られる電力量を推測する;日本はパリ協定の約束を達成できるのか?;2050年までにカーボンニュートラルは可能か?;エネルギー自給自足を身近で考えてみる;私たちには何ができるのか?自分の家から始めるエネルギーの自給自足;国や自治体は何ができるのか?産業や人口の分散を促すには?;カギを握る分散型電力システムとコジェネレーション;カギを握る蓄電池)
5 おわりに
著者等紹介
岩月輝希[イワツキテルキ]
1969年愛知県生まれ。富山大学理工学研究科博士課程修了。日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センター研究主幹。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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