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内容説明
減価する貨幣は環境破壊や格差社会の処方箋となり得るか公正で持続可能な社会のための通貨制度を提案したシルビオ・ゲゼル、はじめての入門書。
目次
第１章 シルビオ・ゲゼルとその時代
第２章 自由土地と母親年金
第３章 現在の通貨制度とその問題
第４章 減価する貨幣とは何か
第５章 自由土地や自由貨幣をめぐるその後の動き
第６章 まとめ―私たちに残された課題
著者等紹介
廣田裕之［ヒロタヤスユキ］
１９７６年、福岡県生まれ。九州大学文学部卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修士課程を経て、立命館アジア太平洋大学大学院博士課程を単位取得退学。補完通貨研究所ＪＡＰＡＮ創設者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Manabu Yoshimura
4
実際に商売をした経験から導きだした論理に説得力がある！また実際に『減価する貨幣』を実運用したドイツの村があり一定の成果があったとは驚き。2011/07/04
ちばっち
3
エンデの遺言から派生して読みました。改めてゲゼルの凄さを感じました。ただ耳ざわりの良い事を言うだけでなく、解決策まで提示している所が素晴らしいです。時代も取り巻く環境もだいぶ変わってしまいましたが現代にも十分通用する考え方で日本でもどこかで試験的にやってくれないかなぁ。そこに住んでコミュニティの中に入ってみたいです。まぁ力(権力やお金)を持った人には耳が痛い話だと思うのでなかなか導入は難しいと思いますが…。もっと色々ゲゼルについて知りたいのですがほとんどドイツ語だというのが残念です。2019/01/14
びゅうろう
0
これは入門を騙った自説の宣伝ではないだろうか。日本語も稚拙で、推敲がなされていないのではとすら思えてくる。それでもゲゼルの先見性や独自性が伝わるのだからゲゼル本人の偉大さはいかばかりか。2013/04/24
Saiid al-Halawi
0
ものすごく丁寧な説明と解説。「入門」と銘打たれてるだけあって分かりやすい。気になったのは下記の2点。１．校正が粗いのか、前後の文脈から考えて内容のおかしな記述がままあったこと。２．あくまで入門だからか、地域通貨導入に当たっての問題点、懸案事項に関して現行法に抵触する可能性に全く触れていない事。特にこの著者の提案するものは道州制の地域区分を基にした広い範囲での適用案であり、これが運営された場合、「紙幣類似」と看做される可能性は否定できない。2011/09/04
おたま
0
地域通貨導入の入門書2009/10/30
